第２１５９冊目　20代実績ゼロから知っておきたい仕事のルール　成田直人 (著)

あなたは、お昼を食べるときにどれくらい悩んでいますか？

「う〜ん、あれもいいし、これもいいな。いや〜、迷うな……どうしよう。う〜ん、やっぱりこれかなあ」

このとき最終的に決まるメニューは、最初に食べようと思ったもの、とうことが多いのではないでしょうか。

一人で行く時ならばある程度時間をかけてもよいですが、誰かと食べに行くのであれば、あなたは相手の大切な休憩時間を奪っていることになります。したがって、「これだ」と決めたらそれにしましょう。

私はいつもこの即決を大切にしています。

例えばクライアントとカフェに入れば即座に「ホット（アイス）コーヒーお願いします！」とクライアントより先に決めます。そして、クライアントのペースで決めてもらっています。大切なことは相手のペースを崩さないことです。

もし、クライアントや上司とカフェに入って「どうしようかな……」と迷えば、「あっ、この人は優柔不断なんだな」と損をする可能性があります。

私はカフェに入ることやランチも外食が多いため、この機会を利用して、いつも即決トレーニングをしています。

他にも洋服や靴を買うとき、ネットショッピングも同様です。結局、買うのであればすぐに買います。あまり悩まない、これは時間短縮になるので、隙間時間の活用にも繋がります。

では、「見たら即座に買った方がいいのか？」と思われるかもしれませんが、そういうわけではありません。全体を見て、いいな（買おうかな）と思ったら即座に決めるようにすることが大切である、ということです。

ここで、必要以上に「やっぱり違うものがいいのかな……」と悩まないことが大切です。

このように、プライベートな時間で即決力を磨けば確実にビジネスにもプラスの影響が出ます。やろうと思ったことはすぐに実行できるようになります。つまり、何事にも躊躇しなくなる、ということです。

この習慣によって、ビジネスでも「やってみたい！」ということに取り組めるように変わってきました。