第2152冊目 20代実績ゼロから知っておきたい仕事のルール 成田 直人 (著)
- 作者: 成田直人
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2011/11/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 仕事を心底好きになる
一つ質問します。
「月曜日が待ち遠しいほど仕事を愛していますか」
私は心の底から「YES」と言えます。それほどこの仕事が好きなのです。その証拠に、いつも仕事場に向かうときからワクワクします。
この感覚は、20代で突き抜けるためには非常に大切です。
小社クライアント(株式会社松尾モータース)で、藤原さん(28歳)という営業部長を務める人がいます。先日、彼は面談中にこう言っていました。
「仕事をして全く疲れないんですよ、本当に楽しいです!」
若くして営業部長になった彼を見ていて、こちらがワクワクするほど仕事を愛しているのだな、ということが伝わってきました。
とはいえ、藤原さんにも、もちろん課題はたくさんあります。
自分が売るだけではなく人に売らせる技術や、チームをまとめていくリーダーシップ能力など。一つひとつのことに逃げずに立ち向かっているため、20代でこれほどの経験(普通は30代以降で経験するようなこと)が積めるのも彼の仕事に対するこだわりと行動力があったからです。
私ははじめから靴や接客が好きで靴屋に入ったわけではありません。大学の学費を払わなければいけなかったので9時半〜16時という、働ける時間にフィットしたのが入社に理由で、はじめは特に好きではありませんでした。
しかし、日が過ぎるにつれ会社と店と靴が好きになりました。気づいたら自宅は100足近くの靴であふれかえるほどでした。
パソコン専門店に至っては面接で店長に笑われました。私はパソコン専門店なのにパソコンのことを何もわからなかったのです。靴同様い入社してから好きになり、自作パソコンを作れるようになりました。
気づいたら秋葉原のパソコンショップが好きになっていました。その結果、両者ともに圧倒的な成果を残すことができました。
特別な才能などいりません。特に、私ははじめ全く売れない販売員でした。それでも毎日本気で取組み、天職と思いきれるほど日々やりきってきました。
毎日がワクワクするほど仕事を愛し続けることが、20代で圧倒的な結果を作る大切な姿勢であると確信しています。