第1975冊目 ホメトーーク!: 難易度MAXのあの人も思わず「ニンマリ」のほめフレーズ集 [単行本] 西村貴好 (監修)



見た目だけをホメても、相手の心には刺さらない


男性はしばしば女性の見た目を一生懸命ホメようとする。かわいいと思う人がいれば、ストレートに「かわいいよね!」と言いたくなるのが男性だ。しかし、これらは、女性の心に響かないうえに「表面しか見ない人」と思われる可能性がある。場合によってはムッとさせてしまうことも。


例えば、「セクシーだよね」は「いかにも遊んでいそうだよね」と言っているようなもの。また、「スタイルいいよね」も、相手の微妙なコンプレックスを刺激してしまうかもしれない。よくありがちな「(有名人の)○○に似ているって言われるでしょ?」も、実際に言われて心の底からうれしいのは稀。その○○が嫌いだったりしたら、なおさらだ。内心「だから何?」と思われている場合が多い。


顔やスタイルなどのパッと目に入る外見だけを漠然とホメるフレーズは、基本的に地雷が埋まっていると覚えておきたい。?見た目ボメ?を連発していると、笑顔のやりとりの下で、ひっそりと女性陣に、?圏外?のレッテルを貼られてしまうだろう。


必勝ホメフレーズ
「かわいい雰囲気だけど、意外としっかりしているよね!」
「育ちのよさが顔に出ているよね」
「ほかの子とは違うオーラがあるよね」


「かわいい」と伝えたいときは、「瞳がきれいだよね」「髪型が似合っているよね」など、その人の魅力的な?パーツ?をホメたほうが心に刺さる。しかし、言う人によってはキザに聞こえるので、外見ではなく?中身?をホメるようが安全だ。もちろん会ったばかりで中身なんて分からないが、そこは当てずっぽうでもかまわない。「かわいいけど、意外としっかりしているよね!」と、見た目とのギャップを指摘してみよう。たとえ当たっていなくても、相手は「この人は私の中身を見てくれているんだな」という印象になる。


また、女性は、?共感脳?なので「聞き上手」な人に対して好感度が高い。男性の中には1人でペラペラと話したがる人も多いが、多くの女性は「まず自分の話を聞いてほしい」と思っている。自分のことばかりしゃべるオレ様なイケメンよりも、多少口ベタでパッとしてなくても、「うんうん、そうだね」とうなずいてくれる癒し系の男性のほうが、意外と人気が高かったりするのだ。