第1215冊目  「デキるふり」からはじめなさい (星海社新書) [新書] 千田 琢哉 (著)


「デキるふり」からはじめなさい (星海社新書)

「デキるふり」からはじめなさい (星海社新書)


デキる人は、無言で職場に入ってこない


あなたはどのように仕事場に入るだろうか?


無言で背中を丸めてのそ〜っと入ってきてはいないだろうか?


デキる人は挨拶が上手い。


ビビッ! と来た挨拶をマネしよう。


第一印象は、挨拶で決まる。


大きな声であればいいわけではない。


かといって、遠慮がち過ぎる小さな声であってもいけない。


日々あなたが接していて、ビビッ! とくる挨拶を見つけよう。


意識すれば、会う人すべての挨拶が気になって仕方がなくなる。


これまで出逢った中で一番イケている挨拶をマネするのだ。


何も仕事で出逢う人に限定しなくてもいい。


プライベートで偶然見かけた素敵な挨拶も、休日に鑑賞した映画のワンシーンでハッとさせられた挨拶もすべて参考にしよう。


自分にとって世界№1の挨拶は日々入れ替わってもいい。


自分にとって常に世界№1の挨拶をそっくりそのままマネするのだ。


こんなに楽しいことはない。


声は大き過ぎず、感じのいい挨拶とはどんなものか。


感じのいい挨拶の目線はどこに向けられているか。


姿勢はどうか。


その人になり切って挨拶をしていると、毎日が楽しくなる。


挨拶の回数も増えていく。


中には、挨拶を返してくれない人もいるだろう。


挨拶を返してくれないのは、確かに辛い。


だが、挨拶を返すことができなかった辛さと比べたら遙かにマシだ。


感じのいい挨拶をする人は、返ってこなくても挨拶をし続ける。


ビビッ!と来た挨拶を、そっくりマネしよう。