第1184冊目  結果を出す人のこころの習慣 [単行本(ソフトカバー)]高妻容一 (著)


結果を出す人のこころの習慣

結果を出す人のこころの習慣


結果を出す人は元気なあいさつをする


体育会系の人は監督や先輩にあいさつをきちんとするようにたたき込まれています。その徹底ぶりに、嫌悪感を抱く人もいるでしょう。


でも、こういったあいさつの徹底というのはけっして理不尽なことではないのです。


なぜなら、元気にあいさつをするということはメンタルトレーニングの第一歩でもあるからです。


じっさいにあいさつをしてみればわかりますが、やはり元気のいいあいさつをすると、気分が高揚してくるような気がしませんか。


声の出し方ひとつで気分がまったく違うことがわかると思います。あいさつというのはいまから練習するぞ、仕事をするぞ、という「心の準備」をするということなのです。


心の準備がきちんとできていれば、プラスの気持ちが声にあわられてくるもの。だから結果を出す人ほど元気よく気持ちのいいあいさつをします。逆に、マイナス思考の人はあいさつがちゃんとできていないものなのです。


つまり、あいさつはプラス思考になるためのトレーニングだということです。


元気なあいさつをすれば元気なあいさつが返ってきます。それは互いにエネルギーをもらっていることと同じ。ぜぎ明るい顔であいさつすることを心がけましょう。