第1179冊目 話し方にもっと自信がつく100の法則 [単行本(ソフトカバー)]太田 龍樹 (著)
- 作者: 太田龍樹
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2010/02/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「ひとりシリーズ」を実践すれば本番に強くなる
交渉やプレゼンテーションの場では、緊張などによって自分の思い通りに事が運ばないことが多々あります。どうすればリラックスしながら120%のパフォーマンスを出せるのでしょうか。
3つの解決策を紹介しましょう。
1.「ひとりリハーサル」を入念に行う
「台詞がうまく言えないってたって、千回も稽古すれば言えるようになるのにねェ」
これは、日本を代表する大女優・杉村春子さんの言葉です。
「ひとりリハーサル」とは、1人で事前にリハーサルをするということ。杉村さんの言葉にあるように量(時間・回数)を重視するトレーニング方法です。
私はディペートの試合やセミナー・講演の前には、そらで言えるくらいまで練習します。いきなり1000回はむずかしいかもしれませんが、まずは10回リハーサルをして本番に臨んでください。
2,「ひとりトーク」を実践する
「ひとりトーク」とは、自分が自分自身に言い聞かせる心の中の言葉です。
私の場合、「これだけやったのだから、失敗しても自分の経験値が上がる」「失敗したって殺されるわけではないんだから、思いきりやる」などと、あえて失敗を逆手にとる「ひとりトーク」をします。「失敗は悪くない」と自分に暗示をかけるのです。
3.「ひとり鑑賞」で復習する
自分の姿や声をデジタルビデオカメラやICレコーダーなどを使ってチェックしましょう。自分の映像などを観ながら、成功した点、失敗した点をノートに書き記して復習を重ねるのです。