第899冊目 その話し方では軽すぎます!  エグゼクティブが鍛えている『人前で話す技法』 [単行本]

矢野香 (著)

その話し方では軽すぎます!  エグゼクティブが鍛えている『人前で話す技法』

その話し方では軽すぎます!  エグゼクティブが鍛えている『人前で話す技法』

地声とよそゆき声の使い分け

「何だか軽い」
「何だか信用できない」

あなたの周りでそう思ってしまう人の声は、どんな声ですか・

ちょっと高めのよそゆき声ではありませんか。たまには地声を混ぜてみるのも、話し方を重くする大事なポイントです。

ここで指す「地声」とは、その人が生まれつき持っている声、つまり、普段家族と会話をしているときのような飾らない声のことです。

一方、高めの「よそゆき声」とは、家族と話していて、携帯に誰からかわからない着信があったときに「はい、もしもし」と出る、つくろった声のことです。

特にアクシデントが起きた場合、謝罪の場面では、よそいきの声で演技し続けるのはなく、地声を出してください。そこに人間性が現れ、謝罪のときですら相手から信頼を得ることができます。