第796冊目 図解眠っている力を目覚めさせる最短法則 荘司雅彦/著

【図解】眠っている力を目覚めさせる最短法則

【図解】眠っている力を目覚めさせる最短法則

目次


第1章 勉強や仕事が嫌いな人へ
第2章 「資格」という手段を考えよう
第3章 「超」効率的な勉強法
第4章 成功を呼び寄せる時間術
第5章 考える力、発想力を高める方法
第6章 得するコミュニケーション術


目標達成のための必勝法


資格試験合格、TOEIC高得点獲得、入学試験合格などのように、長期的な目標をもっている場合の必勝法をお教えします。


たとえば、試験が10ヶ月後にあるとします。合格を登山にたとえるなら、頂上が10合目とすると、1合目から9合目に1つずつポイントを打ちます。時間にすると、開始後1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後、というふうに。


さらに、1合目までの間を5分割してみましょう。すると、だいたい1週間が単位になります。このように、長期的な目標は必ず細分化する必要があります。


昔の司法試験などでは、1年目に基礎を終え、2年目から応用、3年目で合格などという悠長な「合格モデル」を掲げている予備校がたくさんありました。確かに、当時では3年で合格できれば理想的といわれるくらいでいたが……。


しかし、1年目をワンタームにしてしまうと、思いっきり間延びしてしまいます。早い話「明日できることは今日やらなくてもいいや」という状態に陥ってしまうこと請け合いなのです。


ですから、いかに長期目標であっても必ず細分化し
細分化して目標が達成できたかどうか、常にチェックすべきなのです。


1週間単位で目標を定めていると、その1週間でやらなければならない課題ができますので、1日1日を大切に使うようになります。


できれば、1週間に1回くらい模擬試験のようなものを受けて、ペースメーカーにしていくといいでしょう。模擬の出来不出来は、次の大きなモチベーションになるからです。


ちなみに私は、司法試験受験時代、1週間に4回模擬試験を受けていました(笑)。
あなたに、すべての良きことが、なだれのごとく起きますように♪


今日の声に出したい言葉


一倉定氏が死去するまでの15年間、毎月のセミナーに欠かさず参加。その数、実に180回。テーマが内容が同じでも、自分の中に刷り込むために通った。環境や自分が変わるから、同じ話でも聞くたびに新しい発見がある。熱心にノートを取り、テープレコーダーに講義を録音して、会社と自宅で繰り返し聞いた。――小松節子


編集後記



【図解】眠っている力を目覚めさせる最短法則

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