第757冊目 「超音読」英語勉強法 留学経験なし!だけどTOEICテスト満点! 野島裕昭/著

「超音読」英語勉強法

「超音読」英語勉強法

目次


第1章 「読む」だけで英語は必ずマスターできる(リスニング力はリスニングでは伸びない
リスニングの土台を作る速音読 ほか)
第2章 最大限の効果をあげる教材と活用法(小説は最もレベルが高い教材の1つ
好きな作品をとことん使って勉強する ほか)
第3章 リスニング力が飛躍的に伸びる音読のコツ(口を開けないシャドーイング
「ある日突然英語が聞き取れるようになる」はウソ!? ほか)
第4章 読めば読むほど、スピーキング力が驚くほど伸びる(「突然話せるようになった」瞬間
スピーキング上達につながる音読法 ほか)
第5章 TOEIC満点の単語力が身につく勉強法(語彙力を伸ばすカギは復習の習慣化
頻出単語ほど覚える必要はない ほか)


電車やカフェは最適の勉強場所


音読の勉強はなかなか家の外ではやりづらいと思います。しかし、電車の中やカフェでの勉強というのは、少し恥ずかしい反面、周りの目があるので集中するにはもっとこいの環境です。通学や通勤などの隙間時間も活用できるので、ぜひとも外での勉強も習慣づけていただきたいところです。


音読といっても、やはり大きな声が出せないというのが難点ですが、口パクや自分にだけ聞こえるくらいの小声でもかなり脳は働いてくれます。自分の声を自分の頭の中だけに響かせるイメージで口パクすると、とても集中できます。


ちなみにこのときの注意点は、のどに力を入れないことです。口パクで声を出さずに息だけを強く吐いて音読すると、すぐに力んでのどを痛めてしまいますので気をつけてください。


人目も気にせずに口や手を動かしながら読書をしている姿は、やはりある程度目立ちますし、周りの人にひかれるかもしれません。


しかし一度はじめてしまた以上、中途半端に勉強をやめるわけにかいかなくなるものです。「私はプロの会議通訳者で、こうした隙間時間を使って通訳の練習をしているんです」くらいの開き直った態度で、ある種の優越感(!?)にひたりながら勉強をしてみてはいかがでしょう。


一度やってみると、意外に家での勉強よりも集中できることに気がつき、むしろそういった環境を積極的に活用できるようになるかもしれません。


あなたに、すべての良きことが、なだれのごとく起きますように♪


今日の声に出したい言葉


新入社員が「2着でいくら」といった格安のスーツを着ているのはかえって好ましい印象を与えますが、たとえば大企業の経営陣に入っているような人などは、面倒でも、ある程度以上の値段のスーツを着用するべきでしょう。――荘司雅彦


 

編集後記




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