第739冊目 いつも先送りするあなたがすぐやる人になる50の方法 佐々木正悟/著

いつも先送りするあなたがすぐやる人になる50の方法

いつも先送りするあなたがすぐやる人になる50の方法

目次


未来の自分に期待しない
朝一でやる
現状を手放す
快楽を捨てる
危機感を持つ
先読みする
「バッキング」に気をつける
分解する
大きすぎる夢を抱かない
夢を紙に書いて満足しない〔ほか〕


結果を気にしない


たとえばテレアポが難なくできる人と、なかなかできない人の違いは何でしょうか?


テレアポが難なくできる人は、結果を気にしていません。結果ではなく「数」に注目しています。「○件アポを取るぞ!」ではなく「○件電話すぞ!」という意識なのです。


どれだけ気をもんでも、アポの成功率はちょっとやそっとで変わりません。「100件電話すればだいたい1件は取れる」ということであれば、100件電話をかけることを目標にすればいいのです。99件断られることはすでにわかっていることなのです。


また、100件に近づけば近づくほど成功率は上がっていきます。だから、数に注目している人は楽しくなっていくのです。


テレアポがなかなか進まない人は「結果」を意識しているため「断られるのではないか」という不安が生まれます。だから仕事が苦痛でしかありません。


断られる数をカウントしれ凹んではいてはダメ。そうではなくて「いくつ断られると取れる」くらいに考えればいいのです。


変な話ですが、これは恋愛にも使えるのではないでしょうか。


「ふられるんじゃないか」と思うから葛藤になるのであって、10人に告白するなら、10人と数を決めてしまえば確率は上がっていくはずです。


ナンパであっても「ひとりにさえ声をかけるのが嫌だ」という人が大半だと思いますが、「ひとりだから嫌」なのです。ひとりに声をかけるだけだと「うまくいくか、断られるか」という不安で仕方なくなります。


ナンパの達人はとにかく数をこなします。100人200人と声をかけるから[最初のひとり」なんと何ともないのです。むしろ断れれば断られるほど次にうまくいく確率は上がっていくと考えています。


街でティッシュを配っている人だって、そんな葛藤で悩んでいるようには見えません。断られたからといって傷ついていては、あのような仕事はやっていられないでしょう。


筋トレだって、ダイエットだって、英語学習だって、すぐに効果が出るわけではありません。効果にフォーカスしてしまうと、すぐに挫折してしまいます。


そうではなくて「数」にフォーカスする。何キロやせる、ではなくてm何キロ走る。腹筋が割れるようにするではなくて、毎日100回腹筋運動をする。結果とこだわると次の一歩が出なくなく恐れがあるのです。


あなたに、すべての良きことが、なだれのごとく起きますように♪


今日の声に出したい言葉


「人の運命を形成する鋳型は、主としてその人自身の手中にある」――フランシス・ベーコン

 

編集後記




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