第732冊目 成果を生む人が実行している朝9時前のルール 同じ時間と体験で人よりリターンを得る25の方法 美崎栄一郎/著
- 作者: 美崎栄一郎
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2010/05/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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目次
1 「朝9時前」にやるべきことを変えよ(会社に人生を捧げない生き方を目指す
やるべきことを優先しない
仕事の情報は、自宅で読まずに会社で読む
好きなことでスタートアップに勢いをつける
ラクに続けられる仕組みをつくる)
2 市場に流通していない情報を集める(会社という服を脱いでも通用する人になる
自動的に情報が集まる仕組みをつくる
情報は預けると利子つきで返ってくる
適切な距離感で情報を発信する
プライベートのコネを構築する
キャラクターを伝えてアクションの幅を広げる
出会いによって道が開かれる)
3 サラリーマンでもできるセルフブランディング(会社の外に持ち出せるスキルを磨く
企業のように自分をブランディングする
経験や好きなことを書き出してみる
自分のキャラクターをタブで覚えてもらう
仲間とのつながりでタグを強化する)
4 情報は1枚の名刺にまとめなさい(名刺は、あなたの情報を相手に残す切り札
どのタグを優先して載せるかを考える
達人たちのスゴ技を真似する
印象に残る出会いを演出する)
5 ナマの情報と人脈を集める朝食会活用法(朝食会は誰に目をつけるかで決まる
大勢から「リンク」を張られている人とつながる
手ぶらで人と会ってはいけない
いつもアクセスできる道をつくる)
練習はウソをつかない
自分のしたいことをコツコツ続けることが、あなた自身の価値を生みます。自分のしたいことの追求があなたの個性になります。
会社や組織の肩書きがなくても自分の名前だけで勝負できる人は、自分の好きなことを続けている人です。
イチロー選手やマイケル・ジョーダン選手は、もともと野球の才能があったから、バスケットボールの才能があったから成功できたのではありません。私たちは、彼らの華麗な成果にだけ注目しけしまいがちですが、ここで、彼らがその華麗な成果を生む前にやっているエピソードをご紹介したいと思います。
イチロー選手があれほどの成果を残せるのは、もともとバッティングの才能があるからではありません。継続して練習をしているから打てるのです。あの華麗な守備も、練習を続けているからできるのです。
ミズノでイチロー選手のグラブをつくり続けていた坪田信義さんと実際にお会いしたときに、お伺いしたエピソードです。
坪田さんは、イチロー選手のために1年に2つ、グラブをつくるそうです。イチロー選手は、グラブを練習で使い込み、試合で出せる道具になるまで手に馴染ませてから試合に臨むため、分厚いグラブを1年で2つも消耗してしまうというのです。
このエピソードを聞いたとき、鳥肌が立ちました。子どもの頃、私も野球をしていたことがあります。グラブが使えなくなるまで練習したことはありませんでした。
あの観客を魅了するプレーは、練習の成果で生まれているのです。練習はウソをつきません。
あなたに、すべての良きことが、なだれのごとく起きますように♪
今日の声に出したい言葉
「1歳下のイチロー選手に衝撃を受けました。4か月間同じ部屋で、朝起きたらいない。朝からウエートトレー ニングをしていたのです。自分はこんなんじゃだめだなと思い、イチロー選手が僕の野球人生を変えてくれた一人になり、感謝しています」――木村拓也
編集後記
NHKの午後ニュースを見るまで地震があったことに気づきませんでした。
津波で家屋や車が流されている映像を見て、現実のこととは思えませんでした。できれば夢であってほしいかぎりです。
私も地震のために非常食の準備をしようと思います。
皆様とご家族のご無事と被害が最小であられますことを心よりお祈り申しあげます。
- 作者: 美崎栄一郎
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