第721冊目 30歳までに知っておきたいお金の殖やし方・守り方
小宮一慶/著
- 作者: 小宮一慶
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2010/08/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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目次
第1章 お金に振り回されない一生を送るための心構え(自分自身でお金をコントロールする
お金をコントロールするための2つのステップ ほか)
第2章 人生の必要経費「守るお金」(預金は守るお金に最適
定期預金よりも有利?個人向け国債 ほか)
第3章 「攻めるお金」で運用する(「攻めるお金」にはリスクが伴う
若いうちこそ投資のチャンス! ほか)
第4章 給与明細を理解する(天引きされているお金の正体を見極める
社会保険料を理解する ほか)
リボ払い手数料は究極の無駄遣い
ちなみに私は、無駄遣いを「自分の生活の質を向上するために、何の貢献もしていないもの」と定義しています。その中でも最も無駄だと思う支出は、クレジットカードのリボ払い手数料です。
クレジットカードは便利ですし、上手に使いこなせばおトクなことも多いようですが、リボ払いに関しては多くに人にとって百害あって一利なしではないでしょうか。
リボ払いとはどれだけ買い物をしても毎月の返済額を一定にできるシステムですが、その分非常に高い利息を払わされます。
その利息は、15%程度が相場のようです。5万円の買い物をしたら、7500円も余計に取られる計算です。これは年利ですから、高額な買い物をして毎月の支払いを定額に抑えていると、支払いが長期にわたるため15%では済まない場合もあります。
7500円くらいの金利ならさほど気にならないかもしれませんが、元金が大きくなれば、多額の金利を払わなければならなるなるのです。リボ払いに慣れてしまうと、ついつい必要以上に買ってしまい、元金や金利も大きくなってしまいませんか?
リボ払いではないにしろ、ローンも同様です。手終了が非常に高くつくので、買い物をする際には現金にしろカードにしろ、一括払いが原則です。一括で払えないようなものは買わないことです。今のあなたにはぜいたく品だと考えてください。
住宅や車ならともかく、ローンを組んでまで今すぐ買わなければならないものが、そんなにあるでしょうか。車もできれば一括で買ったほうが良いでしょう。本当に必要なものなら、コツコツお金を貯めるなり、貯金をおろすなりして一括で買えばいいのです。そうすることで、自然と無駄な買い物はしなくなるものです。
あなたに、すべての良きことが、なだれのごとく起きますように♪
今日の声に出したい言葉
「金槌をうまく使える人は、すべてのものを釘と見てしまう」――アブラハム・マズロー
編集後記
- 作者: 小宮一慶
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2010/08/26
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