第693冊目 最短で成果☆超仕事術 荘司雅彦/著

最短で成果★超仕事術 (中経の文庫)

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常に「期限の前倒し」を心がける
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また、上司や取引先との関係で、いやおうなく期限が定められる場合がありますよね。


このように、自分の期限で設定するのではなく他律的に期限が設定されるような場合には、定められた期限よりも「前倒し」で自らの期限を設定すべきでしょう。


なぜなら、定められた期限は何が何でも死守しなければならないもので、万一あならのミスで定められた期限が死守できなければ、あなたの信用は失墜し、信用回復に要する時間と努力は膨大なものになるからです。


ですから、せめて定められた期限の3日前や5日前なりを自分の期限として設定し、それまでに課題を終わらせるようにしましょう。


急病で3日間休まなければならなくなったときでも、取引先にいたっては、あたなの個人的な事情である病気などを斟酌すべき事情とは見てくれません。


ですから、仕事の質や量によって異なりますが、常に「期限の前倒し」を自分自身に課す習慣をつけるべきなのです。


期限に追いかけられることのないよう、自分から締め切り前に仕事を終わらせる習慣を身につけておきましょう。


あなたに、すべての良きことが、なだれのごとく起きますように♪


目次


第1章 勉強と仕事を楽しくするコツ(何のために仕事や勉強をするのか
会社に必要とされる人材になる ほか)
第2章 確実に成果を生み出す時間術(成功する人は仕事にメリハリをつけている
無駄な作業は大胆に手を抜く ほか)
第3章 できる人の人間関係の作り方(「よき仲間」を作る方法
できる人から学んでみよう ほか)
第4章 最短で目標に近づく勉強法(勉強の一歩を踏み出そう
武器になる資格を持とう ほか)
第5章 アイデアが湧き出る人の発想術(豊かなアイデアにつながる情報蓄積法
思考力に磨きがかかる頭の使い方 ほか)


今日の声に出したい言葉


「中毒性の高いものに近づいてはいけないが、自分がビジネスをやる場合には、中毒性のあるものの方が成功す る」――金森重樹

 

編集後記


あなたは自分の口癖をご存知ですか。


昨日、自分の話し声を録音して気づきました。自分の口癖に。


私は「なんか」という言葉をかなりの頻度で使っているのです。「なんか、ノドが痛い」「なんか、気持ち悪い」「なんか、楽しい」と意味もなく「なんか」という言葉を使っていました。


1分間に8回も「なんか」と言っていました。


1度自分の話を録音してみると、意外な口癖に気づくかもしれません。


最短で成果★超仕事術 (中経の文庫)

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