第661冊目 SAPIXカリキュラム なぜサピックスは驚異的な合格実績をあげられるのか 杉山由美子/著

SAPIX カリキュラム−なぜサピックスは驚異的な合格実績をあげられるのか

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SAPIX名言集
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「子どもたちは吸収力はものすごいですが、忘れるのも早い。集中して教わっても、1週間たったらほとんど忘れてしまうのでは身につきません」


「テストはそれまでの学力がうまくいっていたかどうかを知る目安です。間違ったところをもう1度やってみてわかるまで練習しておくことが、実力をつけます」


「反復練習することが大切です。家庭で勉強する習慣もつける必要があります」


「算数は考える問題に触れさせたほうが伸びますが、基礎学力なしにはどんな考える問題も解くことができません」


「国語の苦手な生徒は文章をきちんと読んでいないことが多いのです。読み飛ばしたり、へんなふうに切ったりしています。家庭で授業中に扱った文章を音読させてから、『主人公はどんな気持ちだったのか』、『何をどうしたのか』と聞いてみると、理解度が高まります。案外わかっていなかったことを発見するかもしれませんが、何回か音読させてていねいに読む習慣をつけると、理解度は深まります。実行してみてください」


「反復練習することで思考にゆとりが生まれます。算数の原理原則の理解を必要とするがゆえに、分数や割合の処理をスムーズにできるようにしておくことが大切です」


「黙読ではなく音読させることが大切です」


「たくさん書くことで記憶は定着し、調べることで考える習慣がつきます。こうだからこうなってこうなる。筋道立てて考えられるようになれば、中学入試後も伸びていきます。とくに理科は原理原則を理解しておけば、得意になります。中学入試で学ぶことは決して無駄にならないどころか、その後も役立ちます」


「家庭学習ではていねいに問題を解いて、わかるまで繰り返しやる根気の良さが必要です。繰り返せば、必ずできるようになります」


「毎日の努力が必ず実ります。B授業は集中して聞いて、わかって納得するまで学習することが大切です。たくさんの問題をいい加減にやるのではなくじっくり1題ずつやることです」


「授業中、よく的確な発言をしているのに点数が取れない生徒は、家庭での学習が足りないことが多いのです。でも、授業で頭を使っているので、集中してやるとすぐ覚えられます」


「1問ずつ丸つけして、間違えたら解説を読み、調べて解き直します。きちんと理解することが大切です」


「焦って1日に20も30も新しいことを覚えようとしたり、語呂合わせして年代を暗記してもうまくいきません。1回10個声に出して、書いたりして覚えるのがいちばんです。出来事や年代を確認して、その周辺のことも調べて、実際に書いていきます」


「家庭学習をするときも、毎日少しずつ覚えることが、けっきょく早道です。毎日5分程度やると、次の日は半分、翌々日は7割、その次の日は9割と着実に覚えていくのです。繰り返しやることが大切なのです」


あなたに、すべての良きことが、なだれのごとますように♪


目次


1章 なぜSAPIXは驚異的な合格実績をあげられるのか―SAPIXの授業、テキスト、カリキュラム、特色について
2章 小学校1〜3年生の学習カリキュラム
3章 小学校4年生のカリキュラム
4章 小学校5年生のカリキュラム
5章 小学校6年生のカリキュラム
6章 各科目講師座談会
7章 やはり気になるαに通う子どもたち


今日の声に出したい言葉


「ある問題を30分かけてじっくりと復習するよりも、ポイントを押さえた3分間の復習を10回繰り返したほうが効果は大きい。この繰り返しが勉強のコツなのです」――伊藤真

 

編集後記


この動画を見て、いかに自分が甘かったのかを実感しました。孫正義さん熱い人ですね。



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