第654冊目 3時間で手に入れる最強の交渉力 読んですぐに使える説得の裏ワザ 荘司雅彦/著
3時間で手に入れる最強の交渉力ー読んですぐに使える説得の裏ワザー
- 作者: 荘司雅彦
- 出版社/メーカー: ビジネス社
- 発売日: 2009/11/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 4人 クリック: 49回
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毎日20回の挨拶練習
「人間には第1印象で相手の多くを判断してしまう」と言われています。
つまり、第1印象が悪いと挽回するのに多大な努力が必要ですが、第1印象が良ければその後の少々の不手際は許される傾向にあります。
ですから、重要な新規開拓をする際は、服装や言葉遣いだけでなく、しっかりとした話し方と笑顔が必要であることは言うまでもありません。
相手は、あなたを見て数秒で「この人はいい人だ」「この人はイヤだ」というふるい分けをしてしまいます。
私が銀行の窓口で働いていたとき、毎朝朝礼がありました。
事務連絡が済むと、必ず「挨拶の練習」がありました。「いらっしゃいませ」と「ありがとうございました」を、それぞれ10回ずつみんなで復唱するのです。終礼のときも同じように10回ずつ練習しました。毎日、笑顔で挨拶の練習を欠かさず20回やっていると、不思議なもので、いやーな感じのお客さんが来てもにこやかに挨拶ができてしまいます。
癖というものは恐ろしいもので、その後、司法修習生になって検察庁で被疑者の取り調べを行った後、
「おい、荘司さん、君の取り調べは接待みたいだね」
と、他の修習生に指摘された覚えがあります。
自分ではそのつもりはなかったのですが、ついつい昔の癖が出てしまったのでしょう。
余談になってしまいましたが、「自分は消極的な性格だから」などと悩む必要は全くありません。普段から、「ハキハキ」と挨拶する練習をしていれば、条件反射的に第1印象がよくなります。(あくまで第1印象だけです)。
あなたに、すべての良きことが、なだれのごとますように♪
目次
「交渉力」はいつどこでも通用するビジネススキル
第1部 交渉力を身につけるための基礎講座(交渉力とは問題解決力である
交渉で負けない3つのルール
キーマンを見抜けば、交渉は9割成功する
営業マンなら知っておきたい交渉の技術)
第2部 弁護士だけが知っている交渉の奥義(交渉を難航させる関係性という魔物
敵対と友好はコインの表裏
「下」が「上」を操る交渉術
「影響力」を利用して交渉を有利に進める
たかが一〇〇万円、されど一〇〇円
弁護士が教えるワンランク上の交渉術)
今日の声に出したい言葉
「常 日頃から、学んだことのメモを作っておく必要がある。記憶に残っていないと、本を読んだ意味も、セミナーに行った意味もない。人と話している意味すらな い。どんなに貴重な情報も優れたノウハウも、流れていってしまうだけでは非常にもったいないし、時間の無駄だ」――本田直之
3時間で手に入れる最強の交渉力ー読んですぐに使える説得の裏ワザー
- 作者: 荘司雅彦
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