第657冊目 0円で8割をリピーターにする集客術 一圓克彦/著
- 作者: 一圓克彦
- 出版社/メーカー: あさ出版
- 発売日: 2010/06/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 28回
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意外とやらない接客の基本
接客のマナーのイロハのイに「お客様の目を見る」があります。皆さんも経験があるかもしれませんが、目を見ずに行うサービスは、粗雑に扱われている、相手にされていないという印象をお客様に与えてしまうものです。
おしぼり1つ、水1杯出すのでも、目を合わせずテーブルに置かれると、お客様は「歓迎されていないのでは?」と思ってしまいます。
極端な話、「この店に来ちゃいけなかった?」という印象さえ受けるのです。それでは、言うまでもなく脳内SEOに引っかかりません。
私はよく、仕事で東京―大阪間を往復します。値段も所要時間もほぼ同じですが、新幹線より飛行機をより多く利用します。
なぜかというと、飛行機のキャビン・アテンダントは、必ずこちらの目を見て話してくれるからです。おしぼり1つ渡すときでも、必ず目を合わせてくれます。
新幹線のグリーン車では、おしぼりを配るときも車内検札でも、目を合わせない人が多いと感じています。「嫌々やっているの?」という印象を受けるため、私は飛行機を使うようになったのだと気がつきました。
ですから、目を合わせる、合わせないというたった1秒ほどの差で、リピーターになる・ならないが決まる可能性があるということです。
あなたにすべてのよきことが雪崩ごとく起きますように♪
目次
第1章 リピーターがいれば商売繁盛!
第2章 だからあなたのお店にリピーターがいない!
第3章 脳内SEO5つのポイント
第4章 あなたのお店に脳内SEOを定着させよう
第5章 顧客情報はこうして使え!
第6章 「それでも出したい」と言う人のための、ダイレクトメール発信方法
第7章 10秒で効果が出る!リピーター獲得接客マニュアル
第8章 最高のリピーターは「感動」演出の重要な担い手
今日の声に出したい言葉
会った瞬間に、挨拶よりも何よりも、まず目を合わせ、心からの笑顔を向けましょう。――レス・ギブリン
編集後記
私は毎日ある食堂で昼食を食べています。
2人のおばちゃんが料理を作ってくれます。1人は笑顔で私の目を見て料理渡してくれます。もう1人は私の目を見ずに料理を渡してくれます。
2人とも同じ料理を出してくれるのに、私はいつも笑顔で目を見て渡してくれるおばちゃんからの料理のほうがおいしく感じます。
目を見て渡すか、目を見ないで渡すかで、受ける印象が全く変わることを実感した1日でした。
- 作者: 一圓克彦
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