第651冊目 フォーカル・ポイント 労働時間を半分にして、生産性と収入を倍にする思考術 ブライアン・トレーシー/著 本田直之/監訳 片山奈緒美/訳

フォーカル・ポイント

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目次


序章 最大の効果を生むポイントを見きわめよ
第1章 潜在能力を解き放て
第2章 生産性を倍増せよ
第3章 すべてをシンプルにせよ
第4章 思考を変革せよ
第5章 戦略的に人生を設計せよ
第6章 主体的にキャリアを築け
第7章 プライベートを充実させろ
第8章 経済的に自立せよ
第9章 健康な体を作り維持せよ
第10章 なりえる最高の人物になれ:エピローグ―二十一世紀を生きるための「七つの知恵」


上位20%の仕事に集中せよ


「80対20の法則」とは、仕事全体のうち上位20%の効率のいい業務が、収益全体の80%を生み出すという法則だ。


あたなも、すべての仕事の成果をお金に換算してみてほしい。効率のいい上位20%の仕事が、すべての仕事の80%以上の価値を生み出しているはずだ。


「成果の80%以上を生み出す上位20%の仕事はなんだろう?」


この質問に答えを出したら、たった今から「もっとも対価が高い仕事」や「もっとも重要な成果を生み出す仕事」に、より多くの時間を費やすことにしよう。


つぎに、あなたの業績にほとんど貢献しない「非効率な下位80%の仕事」を選別しよう。そして、下位80%の業務については、できるだけすみやかに事業規模を縮小するか、外部に委託するか、業務を終了するかの決断をしてほしい。


この働きかたを貫くと、生産性が高まって生産量が増え業績が伸びる。ついには報酬も増え、やがてあなたの収入は倍増するだろう。


それだけでは終わらない。あなたは以前より質の高い仕事を多くこなし、もっと成果をあげられる。仕事上の評価が高まり、周囲の人からの尊敬を集めることもできる。


利益効率の悪い仕事に自分の時間のほとんどを注いでいる人たちに比べると、あなたの仕事は同じ時間で倍の成果をあげるため、高い生産性を保ったまま労働時間を短くできる。他の人の半分の時間で仕事をこなせるようになるのも不可能ではない。


このように、上位20%の仕事に集中すると、あなたの生活すべてがよりよい状態に向かって進むのだ。


あなたにすべてのよきことが雪崩ごとく起きますように♪


今日の声に出したい言葉


やりたい事があるなら先延ばししてはいけない。やりたいと思ったときが「すべきとき」なんです。――大前研一


 

感想


今日から上位20%の仕事に集中します。


やるべきことは全て紙に書き出して、ABCと優先順位をつけます。


Aから順に片付けていき、Aが全て終わるまでBには手をつけません。


私は2011年1月1日までに上位20%の仕事に集中することを習慣化します。



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