第636冊目 成功の心理学 勝者となるための10の行動指針 デニス・ウェイトリー/著 加藤諦三/訳

成功の心理学―勝者となるための10の行動指針 (ライフ&ビジネスシリーズ)

成功の心理学―勝者となるための10の行動指針 (ライフ&ビジネスシリーズ)

目次


序章 勝者の世界
1章 積極的自己認識のすすめ
2章 積極的自己評価のすすめ
3章 積極的自己コントロールのすすめ
4章 積極的動機づけのすすめ
5章 積極的自己期待のすすめ
6章 積極的自己イメージづくりのすすめ
7章 積極的目標設定のすすめ
8章 積極的自己訓練のすすめ
9章 積極的人生観のすすめ
10章 積極的自己表現のすすめ
終章 人生の勝利者となるために


第一印象の大切さを知る
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  • 自分を確認するリストをつくる。

1枚の紙に「自分の得意なもの」を10項目あげ、もう1枚の紙に「反省すべき点」を10項目書き出してみる。

反省すべき点の上から3つ取り上げ、それぞれについて改善するための行動計画を立てる。改善に力を貸してくれる人を見つけることもいいだろう。そして、残った7つの反省点はきれいさっぱり忘れてしまうこと。

10の長所については、しっかりと記憶にとどめめ、大事に身につけておくとくだ。長所は、あなたが何をするときにも、必ず力になってくれる。

  • 自分を他人の目でみよう。

時には親の目で自分をみる。あるいは、配偶者、子どもになってみるのもいい。自分の姿はどう映るだろうか。

オフィスに入っていくとき、周囲の人たちはあなたをどう見ているだろうか。「着こなしがよくて、自信たっぷり」に見えるのか、「冷淡で神経質そう」に見えるのか。あなたが神経質に見えるとしたら、それはどうしてなのかを考えてみることだ。

  • 同僚や友人が何を言おうと、いつも自分が最高に見えるように身だしなみに留意すること。
  • 電話に出たら、まず自分から名前を告げる。

初対面に人と会ったときも同様だ。会話のなかで自分の名前に価値を置く訓練をすることによって、自分自信を尊敬する習慣を養うことができる。

  • 単純だが、丁寧に「ありがとう」と答えること。

誰が、どんな理由でお世辞を言ったとしても、そう答えること。

  • 最も目立つ席に胸を張って座ること。

集会、講義、会議などでどんな場合にでもだ。あなたがそれらの会に出席する目的は、聴き、学び、できるなら主な講演者や報告者と、質問や回答を通じて意見交換することにあるのだから。

  • 人の見ているところでは、背筋を伸ばし堂々と歩くこと。

リラックスしていても、もう少し速歩で歩くこと。姿勢よくサッサッと歩く人は、自分自身について、また、自分がどこへ向かっているかについて自信をもっているを思われる。

  • 独り言を言うとき、そして、自分のことを他人に話すとき、気力と自信に満ちた言葉遣いをすること。

自分自身について、向上的、建設的に聞こえる形容詞や副詞を多用する。そうすれば、あなたの素晴らしさを知らず知らずのうちに相手に伝え、相手はあなたを立派な人物だと記憶することになる。さらによいことには、自分のなかにものそ素晴らしい自分のイメージが残ることになる。

  • 「今日行動せよ、明日に延ばすな」――このモットーを片時も忘れず、座右の銘にまでしてしまうこと。受け取った郵便物は迅速に処理すること。電話にもできるだけ速く応対することが大切だ。
  • じっくりと腰を落ち着けて自分自身の最高の運勢図を書き出してみる。次に、自分が真剣に直したいと思っているクセや習慣に関して、どういう方法をとれば直すとこができるか箇条書きにする。そして、すでに成功している人の情報を集め、勝つための習慣として手本にできるものを手に入れること。
  • 今日から30日間、いまやっている仕事に全力を尽くす。自分の一生の仕事と決めた仕事が何であれ、いずれにしろ仕事のほうでは、あなたのことで大して しないだろうことは覚えておくことだ。率先して自分の仕事に価値を与えることができるのは、当の本人だけなのである。

一生とは言わない、1ヶ月間でいいから、仕事に、付き合いに、日課に、そして人間関係に、できる限りの努力をしてみる。そうすれば、その1ヶ月間が終わることには、新たにもう1ヶ月間、仕事に集中してみようという気持ちになっているだろう。

  • あなたが常日頃から使っている「できない」を「できる」に変えること。

これで、あなたの試みているチャレンジの95パーセントが達成できる。

  • あなたが日頃使っている「するつもりです」を「します」に変えること。

これは、言葉遣いを変えることだけにとどまらない。あるかもしれない失敗に言い訳を前もって考えながら試しにやってみようとする態度を、本気でやろうとする態度に改めるために役立つ。

  • あなたがいまいちばん願っていること、望んでいることを5つ書き出す。そして、その横に、達成したときの利益と見返りを書いてみる。このリストを毎晩寝る前と、毎朝起きたあとに神経を集中して見ること。
  • 目標の1つ1つについて、繰り返し何度も口に出して言うクセをつける。

「私はやりたい。できる」「やりたい。できる」と。自らに話しかけるときに用いる言葉を、明快で新しく肯定的なものにする。


あなたにすべてのよきことが雪崩ごとく起きますように♪


今日の声に出したいコトバ


自分の声を録音する 録音した自分の声は最良の教師だ。あなたの選択肢はふたつ。録音した声を聞いて、あまりのひどさに落ち込む。あるいは、改善すべき点や改善方法をメモに取る。自分の声を録音するのは、自分を改善するための最大のエレメントだ。――ジェフリー・ギトマー


感想


この本はすべての章の終わりに「まとめ――内容がしっかり頭に入るまで、1ヶ月間繰り返し読むこと」と書かれています。


1、2回読んだだけでは身につかないという意味だと思います。1ヶ月間繰り返し同じ本を読む、ということは今までやったことがなかったので今日からやり始めます。


1ヶ月後に結果報告します。悩みに悩んだ結果に読む本はこちらに決めました。2009年に読んだ400冊の中で1番「この本はすごい!]と思った本です。

人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171)

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成功の心理学―勝者となるための10の行動指針 (ライフ&ビジネスシリーズ)

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