第622冊目 和田裕美の人に好かれる話し方 愛されキャラで人生が変わる! 和田裕美/著
- 作者: 和田裕美
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2005/06/16
- メディア: 単行本
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目次
第1章 基礎づくりから始めよう―「やさしい空気にする」が基本スタイル
第2章 トークはテクニックじゃない―大切なのは相手の話を聞きたいという気持ち
第3章 目の前の人のファンになる―「話すこと」が「幸せの種」になる
第4章 話の内容をリンクさせていく―相手が楽しくなる言葉、テーマを選ぼう
第5章 声のトーンとリズムを変える―知らずしらずに「声」で損していませんか
第6章 仕事のプロとしての話す力―「思いやりの松竹梅」で人とつき合う
第7章 もっと伝わる言葉の使い方―あなたの話にみんなが耳を傾けるようになる
「語尾マシュマロ」で会話をやさしくする
何? 語尾マシュマロって?
別にマシュマロでもスポンジでもどっちでもいいんですが、何となくイメージとしれふわっとしている弾力のある感じがマシュマロだったので、そう名づけました。
語尾って大切なんです。
だって、語尾をソフトにするだけで、ものすごく印象が変わるのですから。
耳に入ってくる音が聞きやすく、音で、相手の緊張も取る効果がある話し方です。
音のイメージは、デクレッシェンドですね。
言葉の最後がソフトだと、全部ソフトな感じがするのです。
たとえば、私の会社はペリエという名前なんですけど、電話がかかってきたときの応答セリフとして、スタッフは「はい、ペリエでございます」って、当たり前のセリフを使っているんです。
この当たり前のセリフを、「(キッパリとハキハキと)はい、ペリエでございます!」って言うのと、「(やさしく語尾をふんわりと)はい、ペリエでございます」と言うのとでは印象が変わります。
「す」は「ま」よりちょっと小さい音で表現して、「す」って最後の語尾をふわっとさせることで、やさしくてふわっとした感じになるのです。
「私はあなたのことが大嫌いなの」っていうセリフは、最後の「の」を強く言うと本気で恐いです。
だけど反対に、語尾をふわっと、「の」を弱く言うとかわいくも、やさしくも聞こえるんですね。
ラジオDJの人などは、語尾がとってもやさしくてソフトな人が多いと思います。
男性のDJでも語尾がソフトで、「皆さん、こんばんわ。今日もこの時間がやってまいりました」
なんで語尾がふわっとしていると、やさしい感じがする。
「皆さん、こんばんはっ! この時間がやってまいりましたっ!」とかっていう強いタイプでも元気アピールならOKだと思います。
そして、もちろん、シーンによっては、語尾は強く言うときもあります。
自分の意見を断定しないといけない場合は、強く言ったほうがいいのです。
しかし、それ以外のシーンでは、私は「語尾マシュマロ」をおすすめしているのです。
多くの人に愛されるよう、ストライクゾーンを広くしようと思ったら、男性も女性も、ちょっと語尾をマシュマロにする話し方がいいと私は思っています。
あなたにすべてのよきことが雪崩ごとく起きますように♪
今日の声に出したいコトバ
「これまで復習をしずきている受験生には、ひとりとしてお目にかかったことはありません」――吉田たかよし
感想
これまで語尾をあまり意識していませんでしたが、今日から「語尾マシュマロ」を意識して話してみようと思います。
- 作者: 和田裕美
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