第６１１冊目 ブライアン・トレーシーの話し方入門 人生を劇的に変える言葉の魔力 ブライアン・トレーシー／著 門田美鈴／訳

ブライアン・トレーシーの話し方入門

目次

イントロダクション　人を動かすパワフルな話し方
　不安をなくし、キャリアを伸ばそう
　道は開ける　ほか
第1章　わかりやすく話す秘訣
　アリストテレスの「説得の三要素」
　メッセージの三要素　ほか
第2章　成功は入念なプランと準備から
　聴衆はどんな人かを知る
　事前に入手すべき情報　ほか
第3章　自信と心のコントロール
　恐怖心は捨て去れる
　あなたは何を伝えたいのか　ほか
第4章　誰が聞いても印象的なスピーチの始め方
　紹介を受ける
　スピーチを始める前に　ほか
第5章　少人数の会議で成功するコツ
　少人数の会議をおろそかにしない
　会議の種類　ほか
第6章　少人数のプレゼンテーションや交渉
　プレゼンテーションが将来を左右する
　参加者をよく理解する　ほか
第7章　聴衆を魅了する「演壇の魔術師」
　短いスピーチほど難しい
　スピーチに欠かせない7つの要素　ほか
第8章　パワフルな声の磨き方
　もっとゆっくり
　エネルギーが不可欠　ほか
第9章　一流の話し手が駆使するテクニック
　一流の講師と呼ばれる人々
　一流講師に備わる2つの特質　ほか
第10章　会場を管理する
　ホテルは嘘をつく
　嘘への対処法　ほか
第11章　エンディングは華々しく！
　結びの文を練る
　行動を呼びかける　ほか
第12章　説得力のあるセールス・プレゼンテーション
　売ることは「説得する」こと
　誰もが何かを売っている　ほか

うまくやるには膨張する

聴衆を前にして、声を広範囲に届けるには、できる限り大声で話すことだ。キーポイントの部分では、ほとんど叫ぶくらいにすといい。腕を大きく広げて見せるのもいい。だが、これをビデオで見ると、以外に動きが小さいのがわかるだろう。

私の妻、バーバラは、父親が深夜通勤で日中に睡眠を取るような過程で育った。子供たちはたえず、「静かにしなさい」と注意されていた。それで、家の中では、ひそひそ声で話し、忍び足で歩く癖がついた。

バーバラが人前で話すことを学び始めたとき、もっと大きな声を出すように指導され、自分では「叫び声」に感じるほど声を張り上げた。しかし、画面に再生してみると、「叫び声」は、会話のトーンをほんのわずか上回る程度だった。バーバラはすっかり驚いてしまった。あなたも自分のプレゼンテーションのようすをビデオに撮れば、やはり驚くと思う。

あなたにすべてのよきことが雪崩ごとく起きますように♪

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今日の声に出したいコトバ

１００回練習すれば、今までより確実に上手になり、練習しない人よりはるかにうまくなるのです。大切なのは、練習する意志と根性と、そして何を練習するかです。――大橋照子

今日の感想

ビデオやICレコーダーに録画や録音をしてみると、自分では上手にできたと思っていても、実際に聞いてみると自分が想像していたのとはかけ離れていることはよくありますよね。

自分では客観的になることは難しいですから、ICレコーダーの力を借りて、自らの話し方を確認、見直し、改善してより良い話せるように努力します。

ブライアン・トレーシーの話し方入門