第546冊目 減らす技術 もっと少なく、もっと小さく、もっと価値あることを レオ・バボータ/著 有枝春/〔訳〕

減らす技術 The Power of LESS

減らす技術 The Power of LESS

目次


1 原則編(さあ、減らすことを始めよう やることを減らすとなぜ成果が上がるのか?
減らす原則1 制限する
減らす原則2 本質に迫ることだけを選ぶ
減らす原則3 シンプルにする
減らす原則4 集中する
減らす原則5 習慣化する
減らす原則6 小さくはじめる)
2 実践編(減らすテクニック1 シンプル・ゴール
減らすテクニック2 シンプル・プロジェクト
減らすテクニック3 シンプル・タスク
減らすテクニック4 シンプル時間管理
減らすテクニック5 シンプル・Eメール
減らすテクニック6 シンプル・インターネット
減らすテクニック7 シンプル・ファイリング
減らすテクニック8 シンプル・コミットメント
減らすテクニック9 シンプル・ルーチン
減らすテクニック10 シンプル・デスク
減らすテクニック11 シンプル健康管理
減らし続けるために モチベーションをどう保つか)


習慣化チャレンジのルール
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「習慣化チャレンジ」を成功させるルールはごく限られている。以下の点さえ守れば、何もみにつかないまま30日を過ごすほうが難しいくらいだ。


ルール1 1度にひとつだけ

このルールは破るべからず。1度にいくつも手を出せば成功は遠のく。断言する。私自身の経験から言っても、マルチチャレンジの成功率は0%。シングルチャレンジなら50〜80%。残りのルールを守るかどうかで、この成功率は変わってくる。


ルール2 達成しやすいゴールを選ぶ

最初は毎日無理なくできそうなことからはじめよう。無理なくどころか、「これならできる」と思うようなものよりさらに楽そうなものを選ぶのがいい。毎日30分ならできると思ったら、10分を選ぶ。あっさりとクリアできそうなものを選んでおくのが成功の秘訣だ。


ルール3 目に見えるゴールを選ぶ

うまくいったかどうか、毎日はっきりとわかるものを選ぼう。エクササイズを習慣にすることを決めたら、「毎日20分」などと時間を設定するといい。


ルール4 いつも同じ時間に行う

できればいつも同じ時間にチャレンジしよう。たとえばエクササイズなら毎朝7時とか毎晩6時にはじめる。ランダムにやるよりもずっと習慣化しやすい。


ルール5 毎日報告する

2〜3おきの報告でもかまわないが、毎日報告したほうが成功率は高くなる。これはシンプル・チャレンジのフォーラムで実証済みだ。


あなたにすべてのよきことが雪崩ごとく起きますように♪


今日の名言


1回や2回、「解けるようになった」だけでは、まだまだ不十分だ。「解き方」というものは、頭に定着させなければ、あっという間に忘れてしまう。それなのに、「定着」をおろそかにする子供がとても多い。――荘司雅彦


減らす技術 The Power of LESS

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