第５２６冊目　すぐ動く人は知っている　竹村尚子／著

私は自分を追い込むことで課題をクリアしてきました。とくに２０代は、その傾向が強かったと思います。

「とどまっていてはいけない。何かしなければいけない」という強迫観念に似た思いがあって、じっとしているのが怖いくらいでした。

若くても何ももっていない私は、逆に言えば、何も失うものがない。だから強かったという言い方もできます。

アグレッシブに、何かをつかまえなければという思いであせってしました。

アメリカでは「何も言わない人は何もできない」と思われます。だから言って、言って、主張する。今よりもずっと暴れん坊な人間だったと思います。あのとき自分のままで今ここにいたら、友達はできなかったかもしれません。

でも若いときは暴れて、ぶつかることも必要です。

けっして「できない」とは言わず、「できる」と言いつづけたことも、スキルの向上に役立ちました。

人はハードルを高めに設定して努力しないと伸びません。

１番をめざしていない人は１番にはなれないし、そこそこをめざす人はそこそこのポジションにも入れないものです。

ただ、たとえ１番を追求しつづけ、「１番」のポジションに到達したからといって、幸せになれるとは限りません。成功か幸せかというと、それはまた別の問題なのです。

人の幸せと何か。

それはだれもが考え追求しなければならないいちばん大切な人生のテーマでしょう。

あなたにすべてのよきことが雪崩ごとく起きますように♪

やるしないのです。ただそれだけです。できるとかできないとかじゃなくて、もうやるしかないのです。だから、私は変わったのです。――和田裕美

こんにちは、ソンリッサです。

本日の１冊は、野村證券グループ、ボウエンキャピタルマネジメントにてオフショア日本株ファンドの運用者として１９９８年単年、及び１９９７年から２００１年までの５年間のパフォーマンスがオフショア日本株ファンドで第１位。ムーンライトキャピタル株式会社代表取締役社長竹村尚子さんによる１冊。

成果を出している人は行動力があります。そして、決断して行動するまで時間が異常に短いことが成果を出している人に共通していますね。

「言うは易く行うは難し」の言葉があるようにを本当に行動すること、習慣にすることが難しい。

第１章　人と同じことをしない
第２章　まわりの人を不幸にしない
第３章　失敗しても反省しない
第４章　不言実行をかっこいいと思わない
第５章　自分探しをしない
第６章　オンリーワンをめざさない
第７章　運が悪くなることをしない

迷ったら一歩前へ！