第524冊目 なぜあの人の話に、みんなが耳を傾けるのか? スゴイ人たちが必ずおさえている、自分の“意見”と“魅力”を伝えるポイント 関谷英里子/著

なぜあの人の話に、みんなが耳を傾けるのか? (アスカビジネス)

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自分で自分を客観視する
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普段、話している自分はどのように相手に映るのだろうか……考えたことはありますか?


例えば自分の声を吹き込んだ音声を聞いて、「自分ってこんな声なんだ!?」と驚き、ちょっと違和感を覚えたことはありませんか?


ある方の通訳をしている様子が映像として残っているものがあり、それを見たことがあります。話し方や身振り手振りの癖がわかって、結構恥ずかしかったです。でもこれを振り返ることに大きな学びがあるんですね。


また自分が話している音声を録音して、最近は聞いています。そうすると息づかいや「えー」「まぁ」というつなぎが必要以上に入っていることがあり、聞いていると気になると感じたことがあります。


どちらも自分ではとても恥ずかしい経験です。出来たらあまり知りたくないことかもしれません。でも、その姿が普段話しているあなただということを知るといろいろなところを改善したくなるのではないでしょうか。


私の場合、1番変えたかったのは姿勢でした。


その点に集中するだけだも、話し方はだいぶ変えられと思います。


また、自分を客観視するには録音、録画は本当にお勧めです。


最初は短い話でもいいと思います。ICレコーダーに自分の話し方を録音しておいてあとで聴き直してみた下さい。


また人前で発表することがある際はリハーサルを録画しておきましょう。そうして、1度自分の話し方を客観視することで見えてくることがあります。


私の場合、最近は自分が同じことを何度も繰り返して話してしまう癖を発見し、それを改善しようと思っています。以前ある人に「話し方が丁寧」と褒められていい気持ちがしていたことかだんだん丁寧になりすぎて、単なる「話の長い人」「話がくどい人」になってしまっていました……


あなたにすべてのよきことが雪崩ごとく起きますように♪


SONY ステレオICレコーダー 8GB SX950 ブラック ICD-SX950/B

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今日の名言


「話し方の技術を身につける方法はただ一つ、話して、話して、話して、話して、話して、話して、話すこと だ」――ブライアン・トレイシー


今日の感想


こんにちは、ソンリッサです。


本日の1冊は、アル・ゴアアメリカ前副大統領)やアンソニー・ロビンズなどの講演の通訳・翻訳に従事している関谷英里子さんによる1冊。


自分の声を聞くことの重要性は私も感じております。4月から文章をICレコーダーに録音してきました。現在4月に録音した音声を聞くと「これはひどい」と思ってしまいます。今でもプロから見たらひどいでしょうが。それでも、録音当初から比べると上達していると感じます。


間、スピード、抑揚、高低など自分の改善点が浮き彫りになります。ICレコーダーに録音して自分の声を聞くことは本当におすすめです。


日頃、人前で発表する機会の人はもちろん、そうでない人にもぜひ読んでいただきたい1冊です。


目次


1章 パフォーマンス力を磨く!―できる人たちが必ずおさえている話し方(人は見た目で判断される!?
自分に合った話し方を見つけよう! ほか)
2章 コンテンツ力を磨く!―できる人たちが必ずおさえている話の内容(“見かけ倒し”と言われないように…
聴き手のベネフィットに訴える ほか)
3章 構成力を磨く!―できる人たちが必ずおさえている話の組立て方(ストーリーを構成する3要素
つかみはOK!―イントロダクション ほか)
4章 プレゼン力を磨く!―できる人たちが必ずおさえているプレゼンテーションの技法(この人に任せたら安心だ!
社内でのプレゼン ほか)
巻末付録 人を惹きつけるスピーチ「二都物語


なぜあの人の話に、みんなが耳を傾けるのか? (アスカビジネス)

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