第485冊目 なまけもののあなたがうまくいく57の法則 本田直之/著
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2009/07/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「最初の10日」に力を入れる
勉強でも運動でも、スタート時に大切なのはそれを「楽しい!」と思えるかどうかです。楽しいと思えなければ、いくら立派な目標を掲げてもストレスだらけになってしまいます。
わたし自身、かつてはマラソンが嫌いでした。苦しいばかりでなにが楽しいのかわからない。そのため、週に1回のランニングするなどのルールを決めても、なかなか続きません。マラソンは向いていないのだと半ばあきらめていました。
ただし、冷静に考えると、わたしがマラソンを好きになれなかった理由は簡単でした。それは「効果を〝身体で〟実感できなかった」からです
苦しい思いをして1回走る。そして1週間休んでから、また走る。
このくり返しでは、効果を実感できません。たかだか1回走ったくらいでは身体に変化が出ませんし、1週間もすれば元に戻ってしまいます。そのため、2週間も初回と同じくらい苦しいわけです。これは3週やっても4週やっても基本的には同じことで、結局1ヵ月もすれば「自分には無理だ」とあきらめてしまいます。
そこで大切なのが「最初の10日」に力を入れる、ということです。
最初の10日だけは、絶対に休まず毎日続ける。たった10日なのですから、どんなに仕事が忙しくても、筋肉痛がひどくても、とにかくやってみる。
すると、最初は3キロ走るだけでヘトヘトだったのに、少しずつ息が上がらなくなる。身体が軽く感じられる。体重にも変化が出る。もちろん、気分もよくなる。
こうやって効果を「体感」できるようになれば、その後は週に数回のペースに落としてもかまいません。
もう知識としてではなく、脳が効果を体感しているので、比較的ラクに継続することができます。
勉強も運動も、10日間続けてやってみれば、なんからの効果を体感できます。そうやって脳と身体に「気持ちよさ」を刷り込むことで、後々ラクすることができるようになります。
- 作者: 石田淳
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2007/06/20
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今日の名言
「行動を伴わない知恵は、実のならない木のようなもの。知行合一が大切である」――ユダヤのことわざ
目次
1 発想を変えてみる(なまけものである自分を認める
あえて他人に流される
努力と工夫を間違えない ほか)
2 毎日の生活を変えてみる(部屋の汚れをバロメーターにする
常習性のある浪費に手を出さない
雨が降ったら休む ほか)
3 仕事のやり方を変えてみる(メールは夜にチェックしない
上司を利用する
人に教える ほか)
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