第477冊目 減らす技術 もっと少なく、もっと小さく、もっと価値あることを レオ・バボータ/著 有枝春/〔訳〕

減らす技術 The Power of LESS

減らす技術 The Power of LESS


習慣化チャレンジ

Download




シンプルに生きるための原則は「習慣化すること」だ。


これはあなたが起こした前向きな変化を長続きさせること。人生の改善が不可欠だ。


せっかくの努力を水の泡にしないためには、「増やすこと」をやめよう。どんな習慣を身につけるときも、それが唯一の秘訣だ。


一度にひとつに集中して、あなたの全エネルギーをかけて30日間続けよう。


このテクニックは、その名も「習慣化チャレンジ」。


私のブログの読者にも大好評で、「新たに習慣を身につけるのに極めて効果的」との折り紙つきだ。

  • ステップ1 チャレンジする習慣をひとつだけ選ぶ


あなたの人生にもっとも大きな影響を与えると思うものなら、どんな習慣でもいい。選べるのは、1ヶ月にひとつの習慣だ。

  • ステップ2 計画を書き出す


ゴールのほかに、「引き金」も忘れずに書こう。引き金とは、「行動を誘うきっかけ」になるものだ。引き金には、すでにルーチンの一部になっているものを選ぶと言い。たとえば「歯を磨いたら、エクササイズをはじめる」といった具合だ。この場合は、「歯を磨く」というルーチンを、エクササイズの引き金に選んだのである。

  • ルール1 1度にひとつだけ


このルールは破るべからず。1度にいくつも手を出せば成功は遠のく。


断言する。私自身の経験から言っても、マルチチャレンジの成功率は0パーセント。


シングルチャレンジなら50〜80パーセント。

  • ルール2 達成しやすいゴールを選ぶ


最初は毎日無理なくできそうなことから始めよう。無理なくできるどころか、「これならできる」と思うものよりさらに楽そうなものを選ぶのがいい。


毎日30分ならできると思ったら、10分を選ぶ。あっさりとクリアできそうなものを選らんでおくのが成功の秘訣だ。



すごい「実行力」 (知的生きかた文庫)

すごい「実行力」 (知的生きかた文庫)

今日の名言


仕事が面白い「ふり」すると、それだけで仕事が本当に面白くなるから妙だ。疲れをあまり感じなくなるし、緊張も解け、心配も柔らぐ。――デール・カーネギー


目次

1 原則編(さあ、減らすことを始めよう やることを減らすとなぜ成果が上がるのか?
減らす原則1 制限する
減らす原則2 本質に迫ることだけを選ぶ
減らす原則3 シンプルにする
減らす原則4 集中する
減らす原則5 習慣化する
減らす原則6 小さくはじめる)
2 実践編(減らすテクニック1 シンプル・ゴール
減らすテクニック2 シンプル・プロジェクト
減らすテクニック3 シンプル・タスク
減らすテクニック4 シンプル時間管理
減らすテクニック5 シンプル・Eメール
減らすテクニック6 シンプル・インターネット
減らすテクニック7 シンプル・ファイリング
減らすテクニック8 シンプル・コミットメント
減らすテクニック9 シンプル・ルーチン
減らすテクニック10 シンプル・デスク
減らすテクニック11 シンプル健康管理
減らし続けるために モチベーションをどう保つか)


減らす技術 The Power of LESS

減らす技術 The Power of LESS