第465冊目 勉強のルール 28歳までに結果を出す! 原田翔太/著

28歳までに結果を出す!勉強のルール

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  • 最悪の結果をイメージする

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次にやることは「今の現状を続けた結果、あなたを待ち受けている最悪の結果」を想像することです。

  • ゆるま湯に居続けることで→失うものはなにか?
  • ゆるま湯に居続けることで→手に入らなくなるものは何か?
  • ゆまる湯に居続けた結果→あなたを待っている最悪の結果は?


これらの質問に対する答えを、できるだけ鮮明に考えてください。


ここできっと疑問が生まれていることでしょう。普通「イメージをしよう」というと、良いイメージをするはずです。なぜ楽しい未来ではなく、最悪の結果を想像するのか?


それは、私たちは、最悪な状況に追い込まれたときにしか本気になれない生き物だからです。


人間は差し迫った理由がないとすぐに行動しませんし、変わろうとしません。

  • 恋人と別れる
  • 家族を失う
  • 親友に裏切られる
  • 破産する


こういう言葉では言い表せないほどの悲しみや怒り、辛さを経験したとき、はじめて人は変わるために動き出せます。大きな病を患った後に、別人に変わったかのように大きな成果をあげている人が多いのもそのためです。大きくてしんどい絶望的なハンディキャップを背負った最悪な状況になって初めて、自分がぬるま湯の中でぬくぬくしていたことに気がつくのです。


人間はメリットがあると行動を起こすのではなく、デメリットに対して行動する生き物なのです。だから、ここであえて「変化しないことのデメリット」に徹底的にフォーカスして、眠っている動物的な本能――秘めている力を呼び覚ます必要があります。


最悪の状況をイメージすることは、言わば「人生の目覚まし時計」を鳴らすこと。そうして、自分自身の眠れる変化への欲望を目覚めさせるのです。


PYXIS (ピクシス) 目覚し時計 大音量ベル音 音量切替 NQ701S

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  • 今日の名言

「人生のどんな状況にあっても、自分自身と対話し、この対話によってどれだけ得るところがあるか自問することを忘れないことだ」――エピクテートス

プロローグ 28歳までに身につけるべき2つのこと(できるできないは1ミリ以下の誤差
劣等感のかたまりからダメ中学生に ほか)
1 28歳までに「勝ちパターン」をつくる3つの方法(情報をダイエットして「目標」をつくる
本当に必要な情報だけをインプットする ほか)
2 「ステップ1」「ジブン銀行」に投資するインプット術(「読書」で効果的なインプットを実現する
「インターネット」を活用して効果的なインプットを実現する ほか)
3 「ステップ2」「学び」を「成果」につなげるアウトプット術(「ノート」を効果的に使うアウトプット法
書くだけで目標に近づく「行動計画」アウトプット法 ほか)
4 「結果を出す人」だけが知っている3つの鉄則(ぬるま湯から抜け出せ!
とにかく続けろ!続ければ勝てる! ほか)

28歳までに結果を出す!勉強のルール

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