第381冊目 100%夢を実現する方法 あなたの24時間が変わる!! A.L.ウィリアムズ/著 伊藤真/訳

100%夢を実現する方法

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  • 「毎日寝る前5分」のすごい習慣


私は塾生に、「毎日5分でいいから、寝る前に『記憶の時間』を取ること」を指導しています。人間の記憶は睡眠中に大脳の中で整理されて定着するので、寝る前の5分にガッと集中して覚えておいて、朝起きたときに思い出すという手法は、非常に効果的なのです。


私のこの話を聞いたその日には、ほぼ全員がそれを実行します。しかし、1週間続けられる人は半分くらいに減り、1年間続けられる人は1割にも満たないのです。


たった5分のことなのに、それを続けるのは実はとても難しい。逆に言えば、毎日5分でも、それを継続できれば大きな成果を得られのです。


勉強に限らず、毎日少しずつ貯金をしていく、体を鍛える、そういう小さな積み重ねが大切です。


いくら夢や目標が立派でも、「今この瞬間をどう生きるか」という部分を充実させなければ、何も変わりません。


そのためには何でもいいのです。まずあなたにすぐにできる、「5分間の習慣」から始めてみてはいかがでしょう。

  • こんな「今日の頑張り」は、必ず「明日の成果」になっている


私が司法試験に合格するまでの1年間、自分の生活のすべて、それこそ24時間すべてをその目標に向けました。まさに本書にあった「目標を食べ、目標とともに眠り、目標を呼吸しながら生きる」を、実践していたわけです。


机に向かっている時間だけでなく、食事を取りながらも、必ず勉強をしたり、本を読む。アパートの部屋には風呂がなかったので、銭湯に行くときは、その前に問題を覚えておいておき、湯船の中で答えを考えて、部屋に戻って解答を書くということやりました。


たった1年ではありましたが、法律に浸り、視線に向けて取り組むことを、「これ以上できない」くらいやったのです。


なぜ自分がそれほどできたきかと今考えると、2つ理由がありました。


1つは、もうこんな生活をしたくない。早くこれを切り上げたいという思い。


もう1つは、ここでちょっとでも手を抜いたら、自分のこの勉強法が正しいか、間違っているかの判断でできなくなってしまうのを恐れたこと。


すなわち、仮に試験に失敗したときに、果たして努力が足りなかったのか、勉強法が間違っていたのか判断できず、失敗から何も学び取れない、と考えたからなのです。


私は自分の勉強の仕方を考えて、試していました。これやり方で全力を出しきった挙げ句に失敗したのであれば、「努力が足りないのではなく、勉強法が間違っていたのだ」とわかります。そうすれば、次の機会には、別の新しい方法を試みればいいのです。


これは仕事でも同じですが、全力を尽くさないと、失敗からは学べません。中途半端な努力は、かえって効率が悪いのです。

1章 「自分は特別だ」と思い続けなさい!
2章 「そこそこ、まずまず」で絶対に妥協しない
3章 「使命感」というすごいエネルギー
4章 「ロマン」が夢をもっと大きくする
5章 よく働く頭ほど、すべて「単純化」して考える
6章 「一人ではできないこと」を可能にする法
7章 この「逃げ場」を断つと、あなたは一瞬で強くなる
8章 どんな逆境も跳ね返す不思議な力
9章 おおいに夢を見よ、だが夢だけに生きるな!
10章 精神的にも経済的にも、100%満足して生きるために

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