第349冊目 一流になる力 ビジネスで勝ち残るための教科書 小宮一慶/著
一流になる力 ビジネスで勝ち残るための教科書 (講談社BIZ)
- 作者: 小宮一慶
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/06/11
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 6回
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時間管理では、そうした小さな時間をうまく使ったり、節約することが大事なのです。たとえば銀行のATMの前には、毎月25日になると長い行列ができています。1回に20分ならぶとして、毎月それをやっていたとすると、1年で4時間並んでいることになります。まさに時間の無駄です。
私は銀行のATMはそもそも使いません。お金をおろすのは朝、コンビニでするし、送金するときはパソコンで、銀行のサイトを使って送っています。
時間に使われている人は、お金にも使われています。時間をコントロールできる人にはお金の余裕でできて、お金に余裕ができるとさらに時間がコントロールできるようになるのです。
「本当に成功するリーダーになりたければ、電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、全部自分のせいだと思え」一倉定
こんなバカな、理不尽な上司がいるのも自分のせい、業績があがらないのも自分のせい。そう思えるような人は、どこに行っても成功するでしょう。
若い人には夢を持つことをお勧めします。社長になることでも、日本一にエンジニアになることでも、博士号をとることでも、なんでもいいでしょう。
私はワーク・ライフバランスは否定しませんが、「たくさん休まないとだめな体質」だとか「職場以外ではとにかく仕事のことは忘れたい」という人は、キャリアアップは難しいと思います。その仕事が嫌いだからです。
本当にその仕事が好きで、「ずっと仕事のことばかり考えている」という人とは、どうしても差がついてしまうからです。
新しいペンをつかみたかったら、今握っているペンを手放さなくてはなりません。
同様に今、自分がつかんでいる地位や収入を思い切って捨てない限り、人生のステップアップには進めないこともあるのです。それは勇気のいることです。
プロローグ “二極化”時代をあなたは勝ち残れるか?
第1部 一流になる力1・環境を正しく読み解く(プロの時代)
第2部 一流になる力2・正しい考え方を持つ(“仕事についての正しい考え方”「考え方」が誤っていると成功しない
“会社についての正しい考え方”会社と自分を正しく見極める)
第3部 一流になる力3・正しく行動する(「一流」をめざして勉強する
自立して生きる)
エピローグ 天職を見つけるために
特別付録 統計数値からマクロ経済とビジネス環境を「読み解く」
一流になる力 ビジネスで勝ち残るための教科書 (講談社BIZ)
- 作者: 小宮一慶
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- 発売日: 2009/06/11
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