第343冊目 願いがかなうNLP 山崎啓支/著

願いがかなうNLP

願いがかなうNLP


願望実現のコツをひとことでいうなら、「なりきる」ことです。起業したいと願うなら、すでに起業した自分になりきることです。もっと生き生きしたいと願うなら、いまより生き生きした自分になりきるのです。こういう仕事がしたいと思うなら、その仕事をしている自分になりきるのです。


実は、脳は実際の体験と想像上の体験、イメージの体験を区別することができないのです。どちらも実際の体験だと思ってしまうのです。


言葉を聞くと、無意識にその言葉に関連するイメージを見てしまうのです。


家族や親戚に東大出身者がいる人は、「親が東大に行っているのだから私だって当然入れる」と思う人が多いのです。プログラムは「まっさら」な時期にできるのです。たとえば「まっさら」な子供のころに、両親が東大出身だと聞かされた人は、東大を身近なものに感じられる。ほかの大学を知らない子供にとって、東大へ行くことは自然で当たり前のことのように感じられるのです。



貧乏な家庭に育った人は、「貧乏が普通」という状態になっています。逆に裕福な人は、「お金があるのが普通」と思っています。


同じように、何か成功する人とは、「自分は成功して当たり前」と思っているのです。ベンツを買える人とは、「ベンツなんかすぐに買える」と思っている人です。


目標達成をイメージすること。すでに目標を達成したとして、そのあとに何をしたいかを具体的に考えるのです。


「税理士になりたい」という人は、税理士になったあとにどんなビジネスをしたいか、を考えるのです。すると、本来の目標が途中経過になるのです。通過点になる。つまり、目標の価値が下がるのです。目標達成の難易度が低くなる。「超えて当然のハードル」になるのです。


脳には「わからない状態」を嫌うという性質があるのです。その結果、疑問が生じるとその答えを無意識に探しつづける。つまり、空白を埋めようとするのです。

●夢や願望は、つかむものでなく引き寄せるもの
●ダメ社員だった私がなぜトップセールスマンになれたか
●無意識のなかにある磁石が願望を引き寄せる
●強烈な体験とくり返しでプログラムはつくられる
●快につながるとき、脳は最大限に働いてくれる
●強いイメージで「なりきる」のが願望実現のコツ
●何が人生を変えるのか、それはどん底の体験
●現在を肯定できれば、未来も過去もしあわせになる

願いがかなうNLP

願いがかなうNLP