第338冊目 超三流主義 清く・貧しく・ゴージャスに! 年収200万円で600万円の暮らしを! /金子哲雄/著

超三流主義

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某大手ディスカウントストアでは、すべての商品が安いわけではありません。ルイ・ヴィトンの財布とティファニーのネックレスだけは激安ですが、ほかの商品は決して安くありません。ところがこの2つの商品を激安にすることで、売っているもの全部が激安という印象を与えることに成功しています。


「金子君、知ってる? 脳って、妄想と現実の区別を判断できないんだよ。梅干しをイメージしてごらん、ほら、ツバがでるだろ。実際は食べてなくてもね、女の子だって同じ、自分の好きな顔をイメージして付き合えば、誰だって一緒だよ」高校時代のクラスの秀才


女の子と付き合うまでの費用は、損益計算書でいうところの「投資」にあたります。そして、付き合いが始まった、あるいは結婚したとなれば、これが「経費」に変わります。


「あそこにBMWかか走っているだろ。BMWはドイツで生産された車だ。じゃあ、日本に運んできたのは何人だと思う? フィリピン人だ。日本人が運ぶと10のコストがかかるところを、フィリピン人だと2で済むからな」中学生のころの父親


僕は、生活とは経営だと思っています。高学歴・低収入の時代にあっては、収入が少なくても生活できる経営手腕が必要です。


同じお金を使うとき、それは「収益的支出」なのか、それとも「資本的支出」なのかを考えることが大事です。


賃貸物件を探すときには、「図書館」が近くにある物件を選ぶのが得策で。


1章 「賢い買い物術」と「値切りテク」で、人生のコストを半分に節約できる!
2章 住宅費を制する者が人生を制する
3章 景気の波に左右されない「強い家庭」をつくる!
4章 清く・貧しく・ゴージャスに!
5章 良好な人間関係が、お金を生む究極の武器になる!
6章 「身の丈を知る」ことから“超三流主義”の一歩を踏み出せ!

超三流主義

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