第318冊目 偏差値40から良い会社に入る方法 田中秀臣/著
- 作者: 田中秀臣
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2009/11/20
- メディア: 単行本
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年齢構成や男女比率がいびつな企業は避けよ
次に、年齢構成のバランスや男女比率のバランスも重要です。年齢構成や男女比がいびつな会社は、風通しが悪いのではないかという疑いを持ってもよいでしょう。ただし、この年齢構成や男女比をデータとして開示している企業というのは、まれです。
有給消化率は高いほど望ましい
新入社員の段階から、年に10日とか15日の有給が与えられていたとしても、同僚や上司の目を気にして、年間1日も使えないような、使えるとしたら重い病気のときだけという企業はざらにあります。
まだまだ年功賃金が一般敵
最初は給与が高いけれども、その後ほとんど伸びないとか、伸びてもわずかであるといった企業というのは、私からすると、魅力が乏しいように思われます。むしろ、年齢とともに賃金が緩やかに上がっていくような企業のほうが望ましいでしょう。
短期間で積極的な人間に変わることはできない
多くの学生たちは、内定をもらうと、もうそこで決めなければならないかと思いこんでしまいます。実際には、そういうことはありません。学生側にきちんとした正当な事由があれば、内定というのは辞退することが可能です。
勉強する体力、つまり1日2、3時間勉強しても集中力が途切れない力を養うには、最低でも半年は必要だと私と思います。
結局、ごく当たり前の、中学3年生ぐらいまでに学ぶような漢字能力を身につけることが、コミュニケーション能力の基礎として有効なのです。
丁寧な話し方や言葉づかい、基本的な漢字の能力を身につけることが、「良い会社」に入るための大きな武器になります。
私の勤める大学では、1年生から漢字や文章の書き方の対策を始めています。同じような日本語の学習対策を採用している大学は、数多くあります。
序章 ダイエットと就活は似ている
第1章 ゆとり世代の就職は「内定一社」で終了
第2章 失敗しない会社選びのコツ
第3章 面接はコミュニケーション能力が決め手
第4章 まやかしの内定を見抜け
第5章 世界同時不況で就活はこう変わる
終章 就活のシンデレラ
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