第310冊目 ココロをつかむ技術 /草加大介/著

ココロをつかむ技術

ココロをつかむ技術

コミュニケーション技術を上げるのに何より手っ取り早いのが、モデル、見本を見つけることです。特におすすめしたいのが、身近にいる見本となる「先生」を探しておくこと。

人は見た目で判断するにきまっているのです

コミュニケーションがうまくいっていないと嘆く前に、まず自分の見出しなみを整えること――それがコミュニケーション上手になる第一歩です。

相手を見る際には、どちらかの目の上まぶたを見るようにしましょう。

「会話のリズムをつくる」ことは、最初は難しいかもしれません。しかし、コツはあります。スムーズに行うポイントは、「ほほえみ」「うなずき」そして「あいづち」の3点セットです。

まず、会話中は「ほほえみ」はキープしてください。笑顔はどんな場面でも役に立ちワザです。

目尻を少し下げ、口角を上げる。なるべく左右対称になるよう、日常的に鏡を見ながら笑顔トレーニングをしておきましょう。

「目は口ほどにものを言う」という言葉がありますが、その口元だって見られています。口臭などに気をつけるだけでなく、口元の「見た目」も整えておきましょう。身だしなみの基本として、髪の毛やひげを整える人は多いですが、口元については、ケアをしていない人がほとんどではないでしょうか。しかし、つややかなくちびるは、男性対男性という場面ても効力を発揮するのです。

ファンションでの最重要アイテムは靴です。他人から見える面積としてはジャケットやパンツに遠く及ばないにもかかわらず、履く人の品格・人格を表現するいちばんのアイテムなのです。

第1章 あの人の心をつかむ12の方法(「人づきあいがヘタ」は思い込み
人づきあいがうまい人の「間口」を利用 ほか)
第2章 あの人の本心を見抜く6の方法(足を組まれたらまずは話を聞け
時計を見られたら席を立て ほか)
第3章 あの人の心に入り込む13の方法(「聞き役」に徹することが会話ペースを握る近道
リズムとテンションで場を支配する ほか)
第4章 あなたの印象を逆転させる9の方法(ホメ言葉も陰口もひとり歩きする
相手への印象を逆転させるほうがラク ほか)
第5章 あの人の心を離さない15の方法(「語感」を読め!
失敗を反省してはいけない ほか)

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