第303冊目 誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール /野口敏/著

誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール

誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール

聞き上手は、うなずきかた一つ見ても、話し手の気持ちの変化に合わせて、ゆっくりうなずいたり、強くうなずいたりして、ちゃんと変化をつけています。これが話し手から見ると、すごく熱心に聞いてくれている感じがするのです。

話を聞くときは、話し手の声のトーンやしぐさ、表情などをきめ細かく観察しながら、話し手はいったいどこをわかってほしいのかを感じる必要があります。

話に詰まっても、ムリして質問をなげかけなくてもいい。ひたすら「共感の言葉」を送ればOK。

沈黙が訪れたら、焦らずにまずはアイコンタクトをしてみましょう。それでも沈黙が続くようなら、しばらく外の風景でも見ている感じで視線をよそに向けておきます。そして、どちらかが話題を見つけたら、また視線を相手に戻せばいいでしょう。

どんなに些細な会話であっても、人はあなたのが「気持ち」を知りたがっています。

女性とどんな話をしたらいいか悩む男性は少なくありません。そうした方に、私はこんなふうにお伝えしています。「自分がいかにモテないかを上手にエピソードできたら、すごくモテるようになりますよ」と。

質問するときも、やはり「気持ち」に目を向けると、話し手の反応が全く別のものになります。

もともと人は気持ちを刺激されると、とたんにイメージがふくらみ、そこから「エピソード」が噴き出てきます。ひとたびエビソードが出てきたら、もう相手の話を止まりません。

ネガティブな気持ち、とくに「ムッとくることもあるてしょう」と問いかけられると、人は話さずにはいられない。

知らない話題のときは、聞き役に徹しよう。

「話しかけにくい人」というのは、「自分に反応がよくない人」とイコールです。このケースのように反応があまり返ってこなければ、それ以上、会話を頑張らないことをおすすめします。「少し会話ができたらそれでよし」と考えて、「そうなのです。では」と微笑を送って早々に切り上げます。

1章. ココから始めるとカンタンです
 この「聞き方」でどんな人とも会話が続く!
 
2章. 「話題選び」はコレでバッチリ
 相手がどんどんノッてくる気持ちの〈ちょっぴり〉オープン術
 
3章. 気持ちを尋ねるからイメージが広がる
 話が一気にあふれ出す「質問」のツボ!
 
4章. 「困った場面」のひと工夫
 どんな場面でも切り抜けられる「受け答え」の技術
 
5章. 「ゼスチャー&声かけ」ココだけレッスン
 気軽に話せる「関係づくり」のコツ
 
6章. 気兼ねなく会話を楽しめる
 「人の輪」にすんなりとけこめる「話し方の基本」
 
7章. もっと親しくなりたい人がいたら!
 一目置かれる〈ひとつ上の話し方)

誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール

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