第254冊目 仕事ができる人は、仕事ができる人を真似ていく 著者/訳者名 夏川賀央/著
- 作者: 夏川賀央
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/05/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「真似をする」のも「フリをする」のも、重要なのはそれが「実行」を伴うものであるということ。見ただけ、知っただけでは、何も勉強したことにはなっていない。
あこがれの対象を見つけ、その人になりきった気持ちで、「あの人なら、こんな場合、どう考えるだろうか」と推測してみる。「考え方を真似る」というのは、こういうやり方で身についていく。
自分の仕事を成長させるには、「新しいもの」をどんどん取り入れていく必要がある。ところが、その「新しいもの」は、常識にとらわれていては見つけられない。
「いい結果を出している人」のスキルは、それが「型」になるまで完全に真似ていく。それは真似における、最もシンプルなやり方である。
入門の段階では、自分と格段に離れたレベルの人ではなく、いまのゼロ状態を「1」にしてくれる人を見本にしていく。
優れた企業は、社員に「優れた見本」を提示している。
見本となくものに出会っても、それを真似できる人と、できない人がいる。その差は、思考の柔軟さ、客観性、そして謙虚さや素直さなどによる。
私たちは、まったくゼロの状態から、新しい何かを生み出すことはできない。だから「完全な創造」というものは存在しない。
第1章 「できる人はみんな、真似をしている」って本当?―まずは「真似」に対する意識を変革する
第2章 仕事のスキルは「真似すること」から身につける―その発見をすぐに自分のものにする技術
第3章 とにかく「目の前の人」を真似てみる―他人の技術を「自分のもの」にする術
第4章 「何でもかんでも」真似てみる―「一見関係のないこと」を自分と結び付けて加工する技術
第5章 「完全オリジナルの思考」なんて存在しない―「必要な考え方」を模倣によってつくりあげる
第6章 真似られなくてもフリをする―より効果的に「真似を生かす」考え方
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