第252冊目 あたりまえだけどなかなかできない聞き方のルール 著者/訳者名 松橋良紀/著

あたりまえだけどなかなかできない 聞き方のルール (アスカビジネス)

あたりまえだけどなかなかできない 聞き方のルール (アスカビジネス)

初対面から良い印象を与え、長年の知り合いのような間柄を作るコツは、一生懸命に自分のすばらしさをアピールすることではない。まずは相手の話をしっかり聞くことが大事。

大事なのは、自分のことを話さず、常に相手に意識を向けることです。


あなたが思っているほど、人は他人に興味がないようです。

プロのカウンセラーになると、15分くらいクライアントが沈黙して答えを探していても待てるくらいの聞く技術が必要だといわれます。

アドバイスではなく、とにかくしっかり聞いて欲しいのです。共感してあげることが大事です。

私は聞き方の技術を学んでからは、「この人は好感がもてるなぁ、よく私の話を聞いてくれるなぁ」と感じたときには、どんな表情であいづち、うなずき方をするのかを観察するようになりました。

私は初対面の面談の時などは、お茶を飲むタイミングを合わせていました。

人数が多いとそれぞれのあいづちの言葉もほとんど聞こえなくなりますが、言葉を聞こえなくても遠目で見るだけでも聞き方がうまいかどうかが体の使い方でわかるものです。

売れないセールスマンの私は、アゴの動きを合わせることに意識を向け始めたその月に一気にトップセールスになりました。

あの人のようになりたいと思ったら、最初はその人が使っている言葉をまねる。次に話し方のトーンや、テンポ、間をまねる。

特に目下の人に聞く時には、「なぜ」「どうして」は極力使わないようにしましょう。

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あたりまえだけどなかなかできない 聞き方のルール (アスカビジネス)

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