第２４３冊目 ビジネス版悪魔の法則 ポジティブ思考のウソを斬る 著者/訳者名 ダン・Ｓ・ケネディ／著 池村千秋／訳

ビジネス版 悪魔の法則―ポジティブ思考のウソを斬る

「批判されたくなければ、なにもせず、なにも言わず、なにものでもなくなればいい」エルバート・ハバード

「人間は、どこにもないものを欲しがるものだ。「物語」を求めているのである」J・ピーターマン

「私は中学時代、先生たちから、いちばん電気イス送りになりそうな生徒だと言われていた」シルベスター・スタローン

慈善事業に寄付するならけっこうだが、ビジネスの世界では、ただで「与える」のは禁物だ。自分の技能には少しでも高い値段をつけ、それを堂々と主張することが大切である。他人のために時間を割いてやったら、かならず金を請求する。それくらいでないといけない。謙虚にしていては、いくら才能があっても気づいてもらえないし、正当に評価してはもらえない。ビジネスの世界で成功するには、傲慢さや強引な売り込みも必要なのだ。

「どんなに気むずかし屋だと言われても構わない。質の良い番組づくりを追求すれば反発も買う。けれど、妥協をすれば、仕事を失う」ブレッド・バトラー

「オリジナルの曲を書こうなんて、これっぽっちも考えたことはない」ウォルフガング・アウデマス・モーツァルト

私の経験から言わせてもらえば、どのようなマーケティング上の目標を追求するにせよ、どのようなビジネスを起こすにせよ、どのような個人的な願望を抱いているにせよ、どこかにかならず成功したお手本が見つかるはずだ。注意を払って眺めれば、誰でもそこから山ほどのヒントを引き出すことができる。

「ポジティブ思考」のウソ
「生まれながらの才能」のウソ
「いまどき大学くらい出ていないと」のウソ
「謙譲は最大の美徳」のウソ
「礼儀正しくあれ」のウソ
「クリエイティブであらねばならない」のウソ
「継続は力なり」のウソ
ビジネス書によくある三つのウソ
「お客様は神様です」のウソ
「元手がなければ話にならない」のウソ〔ほか〕

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