第241冊目 戦略系コンサルタントのロジカルシンキング・リーディング 著者/訳者名 大石哲之/著

ロジカルシンキング・リーディング

ロジカルシンキング・リーディング

一冊の本から多くを学ばない。

思い切って目的とする一つのノウハウだけ身につける。他のことは惜しいけれども今回は捨てる。

大きなスキルを網羅的に学ぼうとするより、小さいスキルを1つひとつ習得し、それを50個、100個、200個と積み上げていくうちに、実は大きなスキル全体を身につけているという結果になのです。

はっきり言いましょう。有名人の勧める本など読んでいなくても大丈夫です。

1冊の本を丁寧に読むより、10冊をラフに読んだほうが、理解のスピードは実は速いのですす

コンサルタントか本を読むときのポイント

  • 本を全部読もうとしない。始めから読まない。
  • 必要な部分はゆっくりでもいいので考えながら読む。
  • 事実、解釈、アクションを読み分ける
  • 読書のPDCAサイクルを回す
  • 読むことに集中できない要素は思い切って排除する。

読書のPDCAサイクルができていないひとは、どんいうことかというと、Plan(計画)、DO(行動)、Cheak(振り返り)、Action(修正して行動)のうち、DOだけしかやっていません。つまり、Do(読書する)だけ、しか行っていないのです。

「本を読む前に、まず考える。本から何を成果として取り出すかを走り出す前にまず考える」ということが重要なのです。

第1章 1冊の本からは多くを学ばない(コンサルタントに求められるのは3倍以上の生産性
コンサルタントは「選択と集中」で1点突破 ほか)
第2章 読むべき本はこうして選ぶ(「同じ分野の本を」「10冊買って」「集中して読む」
コンサルタント流、本の選び方 ほか)
第3章 「ロジカルシンキング」で本を読む(コンサルタントが本を読むときのポイント
全部読まずに必要なところだけをゆっくり読む ほか)
第4章 読書を確実な成果につなげる(読書した内容をどのように実践につなげるか
マニュアルは読みながら実践する ほか)

ロジカルシンキング・リーディング

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