第225冊目 どの会社でも結果を出すCEO仕事術 いつも「経営者の目線」を持て 著者/訳者名 吉越浩一郎/著

どの会社でも結果を出す CEO仕事術 いつも「経営者の目線」を持て

どの会社でも結果を出す CEO仕事術 いつも「経営者の目線」を持て

リーダーの判断力が低ければ、その集団は急速に沈んでいく。

あくまでも社長は「損益計算書の責任者」になるべきであって、貸借対照表キャッシュフロー計算書の「専門家」になる必要はないと私とは思っている。

そもそも私は、仕事は「ゲーム」だと考えている。

現場を知らなければ正しい指示を出すことは出来ない。

「この会社のトップになる」という意識で働いていればこそ、その会社で上司と対立しても転職でステップアップできるだけの実力が身につくわけだ。

論理の力さえあれば、語学力に不足があっても、外国人を相手に臆することは何もないのである。

締め切りのない仕事は仕事とは呼べないと私とは思う。

トリンプでは必ず「日付」でデットラインを設定していた。

複数の相手から発注された仕事を同時進行でこなしているとき、人間は「締め切りにうるさい相手」の仕事から先に手をつける。

部下には「俺にわかるように説明しろ」と要求するのが上司の基本なのである。

おそらく、部下にはそう思われている上司自身も、昔はそうだったに違いない。誰でも若いころは上司のやり方に不平不満を抱き、「自分は絶対にあんなふうにはなりたくない」と思う。ところが自分が管理職になると、かつて自分が批判していた上司と同じような行動をとってしまうのだ。

1 キャリアプランにも「デッドライン(締切)」を作る―「独立する気概」を持って働け(社長がいちばん面白い理由
Warm Heart,Cool Head―「仕事はゲーム」と割り切るメリット
ゲームは「勝つ」から面白い ほか)
2 結果を出して、会社を変える管理職となる―「デッドライン会議」という仕組みを使いこなせ(部下を動かすには「人望」が必要、という日本的幻想
「結果」を出せば、部下はついてくる
上司はマネジャー、プレーヤーではない ほか)
3 経営のプロフェッショナルとなる―「損益計算書に対する責任」を持て(「コーヒーのプロ」でも「下着のプロ」でもなかった私
経営のプロは、売る物は何でもかまわない
なぜ日本の「成果主義」はうまくいかないのか ほか)

どの会社でも結果を出す CEO仕事術 いつも「経営者の目線」を持て

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