第２２３冊目 今日からできる上手な話し方 著者/訳者名 臼井由妃／著

今日からできる 上手な話し方

思ったよりも人は反応しないもの、反応がなくても驚かないようにしよう。

私は話すのが苦手でしたから、自己紹介（ありのままの自分を差し出す）といっても人を感動させるような、かっこいい話しはできません。ですから、1分間で完結する自己紹介を数パターンつくり、アクションや声の調子を変えながら練習しました。

心を揺さぶるような話や、心に残る話をしてくださるかたや、「こんな話し方ができたら素敵だな」と思える方をお手本にして、徹底的にまねをしました。

初対面で好かれる人は、笑顔を見せられる人です。

「笑顔は1ドルの元手もいらないが、１００ドルの価値を生み出すものだ」デール・カーネギー

プロ意識のある販売員は、決して「何かお探しですか?」とは、言わない。

私の経験から言えることですが、分からないことは分からないと言ったほうが、かえって素直な人だと好感をもたれるです。

ウソをつくよりも、本当の自分を見せたほうが数倍魅力的にみえるのです。　

伝え上手になりたければ、何よりも結論を先にはなしましょう。

シンプルイズベスト。話はシンプルなほうが、伝わるのです。

あがり症の人は、普段からいくぶんやっくりめに話すことを心がけるのも、焦って早口にならないコツです。

あなたが思っているほど、他人はあなたに感心がありません。

重要な話をするときには、１秒ほど間を置いてから始める。

「話し上手になるためには、話術を磨くべきだと考えてきました。しかし、それは間違いでした。大切なのは……（１秒ほど間を置く）……伝える力を磨くことです」

第１章　「話し上手」でなくてもいい
第２章　あいさつ・自己紹介　最高の第一印象を与えるには
第３章　質問・聞き方　「話し上手」になるには、まず「聞き上手」
第４章　説明・プレゼン　「結論５秒！１発言１分！」で早く正確に伝える
第５章　交渉・セールストーク　「沈黙２秒」で人を動かす
第６章　スピーチ・講演　１人に伝われば、１０００人に伝わる
第７章　「伝え上手」になれば、人生が好転しだす

今日からできる 上手な話し方