第218冊目 人が集まる!行列ができる!講座、イベントの作り方 著者/訳者名 牟田静香/〔著〕

人が集まる !行列ができる !講座、イベントの作り方 (講談社+α新書)

人が集まる !行列ができる !講座、イベントの作り方 (講談社+α新書)

女神のサイクル
企画(目的の明確化)→タイトル決定(ターゲットに合わせて選定)→広報・宣伝活動→講座運営(講師と密に打ち合わせ)→総括(講座後のアンケート分析 事後調査)を繰り返す。

4月、5月は通常新学期や新しい生活に移る人が多いため、「何か新しいことを学ぼう」という雰囲気に満ちているはずなのですが、行政では、この時期には講座がないのが通例です。

意味不明なカタカナ用語は使わない。

講師は見た目が大切。容姿のよしあしではなく、身ぎれいにしていて、「あの人みたいになりたい」とおもわせないとダメですよ。また、若い人に「教えてやろう」という態度はダメ。自分より少しだけ年下の人に自分の経験を話す、という姿勢のほうが響きます。

講師で「時間通りに終わる人」は評判がいいです。私の講座も時間通りに終わるようにしています。

講師との打ち合わせはしっかりやりましょう。妙に講師を「先生、先生」とあげたてまつるよりは、対等な立場で要望を話し、よりよい講座を作るための仲間だと考えてしっかり打ち合わせをする、という気持ちが大切だと思います。

チラシは資源のムダにならないようにやみくもにどこにでも送るのではなく、講座のターゲットに応じてどこの施設に送るかを考えて送ります。

最初に入ったときは、「こんなんじゃ人は来ない!」「私が行きたくなる講座を作る!」といっていたのに、1年近くたつと、なんのことはない、まんま内側の人になっていたことに気づかされたのです。

私がタイトルや企画、チラシ作りに大変参考になっ本

企画書は1行 (光文社新書)

企画書は1行 (光文社新書)

チラシデザイン見本帳 (MdN design basics)

チラシデザイン見本帳 (MdN design basics)

Word2003マスターバイブル

Word2003マスターバイブル

書店はタイトル探しの宝石箱

「オリジナリティのあるタイトルをつけたい」という気持ちが強すぎると、わかりにくく、マイナーで気持ち先行のタイトルになりがちです。それより、プロが作ってすでに人気を得て人口に膾炙している言葉を取り入れるほうが賢明です。

序章 人を集めるとはどういうことか
第1章 これさえあれば人が来る!「面白さ」とは何か?
第2章 ターゲットを絞れ
第3章 胸に響くタイトルをつけよ
第4章 よいタイトルを作るには
第5章 思わず手に取るチラシの作り方と効果的な広報
第6章 満足度の高い講座作りと講師選び
第7章 失敗に学び、次回の成功に結びつけるポイント

人が集まる !行列ができる !講座、イベントの作り方 (講談社+α新書)

人が集まる !行列ができる !講座、イベントの作り方 (講談社+α新書)