第204冊目 人を動かす質問力 著者/訳者名 谷原誠/〔著〕

人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171)

人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171)

質問を始める前には、「私は何のために質問をするのか?」と自分に質問をし、その答えを明確にしてから質問を開始するようにしましょう。
良い質問者になるためには、外見の魅力を備える必要があります。

人をよく知っているものに対しては好意を抱きます。

人は、誰かと協同するとき、その相手に好意を抱きます。

よいニュースを持ってくる人には好意を抱き、悪いニュースを持ってくる人には悪意を抱きます。

人は買う物を決めていても、自分か大事にされていると思えば、喜んで買うものを変更することがある。

「成功に秘訣というものがあるならば、自分の立場と同じよに他人の立場に身を置いて考えることができるということである」自動車王フォード

質問をし、情報を提供してもらおうと思ったら、身を乗り出し、きちんと目を見て話しかけるのが礼儀というものでしょう。

質問をしたら、相手の答えをじっと待つのです。焦ってはいけません。

人間が動くには、まず感情が動いて欲求が発生し、その後理性でその行動を正当化する、というプロセスをたどる。

人に何かを押しつけようとすると、同じ力で反抗しようとするのです。

人を説得するときは、説得していることを悟られないようにしましょう。大原則です。そして、自分から思いついて決断するようにし向けるのです。

自尊心が傷つくのを避ける方向で人をその気にさせるには、脅すのが一番です。

ある程度定型的な断り文句が出てくるようであれば、それに応酬する話法を書き出し、覚えてしまいましょう。

「アダムがリンゴを欲しがったのは、そのリンゴが食べたかったからではない。それが禁じられていたから、というだけのことだ」マーク・トウェーン

人は一旦ある行動をとると、それに矛盾した行動がとりづらくなり、その行動と一貫した行動をとるようになります。

■7つのフィードバッククエスチョン
①よくできた点は何か
②それはなぜうまくいったのか
③今後も続けたほうがよいことは何か
④うまくいかなかった点は何か
⑤それはなぜうまくいかなかったのか
⑥今後やめたほうがよいことは何か
⑦今後改善すべき点はどこか

第1章 知りたい情報を楽々獲得する6つのテクニック
第2章 聞くだけで人に好かれる質問力
第3章 その気にさせる質問力
第4章 人を育てる質問力
第5章 議論を制する質問力
第6章 自分を変える質問力

人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171)

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