第202冊目 会社のルール 男は「野球」で、女は「ままごと」で仕事のオキテを学んだ

ミリオネーゼシリーズ 著者/訳者名 パット・ハイム/著 スーザン・K.ゴラント/著 坂東智子/訳

会社のルール 男は「野球」で、女は「ままごと」で仕事のオキテを学んだ (ミリオネーゼ・シリーズ)

会社のルール 男は「野球」で、女は「ままごと」で仕事のオキテを学んだ (ミリオネーゼ・シリーズ)

キャリアが長くなるにつれて、社員の評価は仕事の能力ではなく対人能力によって決まるようになるのですが、大半の女性はそのことに気づいていません。

仕事の席では、怒りを表に出すよりエレガントに対応してほうがはるかにいい結果につながる。

長い目で見れば、監督の権威に逆らうよりも、監督と一緒に仕事をしたほうがチャンスを得やすい。

「できません」「しません」は禁句。

「攻撃」ゲームの標的にされたら、まずはリーダーをやっつける。

感じのいい男でも、あなたを攻撃するおそれがある。

競争しなければ、無視される存在になる。

服装選びのポイントは、「現在のポストに合った服ではなく、あなたが望むポストに合った服を着る」。

仕事にふさわしい服装の序列
①ダークスーツ
②明るめの色のスーツ
③ジャケットとスカート、またはスラックス(上下色違いも可)
④ワンピース

あなたの性的魅力に注目があつまるような服は避けてください。

女と男で扱いに差があることを受け入れたほうがいい。

「権力を手にしたら、逃げ腰にならないこと」

男性の部下には権力を示したほうがうまくいく。

強気のポーズをとることは、実際に強気になるのと同じくらい大事なこと。

優位に立つための10箇条
①やたらと笑顔を振りまかない
②首をかしげながらしゃぶらない
③むやみにうなずかない
④自分を大きく見せる
⑤相手を見上げない
⑥自信のなさを表に出さない
⑦目をそらさない
⑧スキンシップをうまく使う
⑨相手を待たせる
⑩会社の格を示すような店を選ぶ

批判の上手な受け流し方
①批判の原因となったものは何かを考えてみる
②批判した人間に、自分を攻撃しようという意図があったかどうかを検討する
③「心の箱」の中に批判の言葉を封じ込める

「能力のある」管理職は、勤務時間の大半を部下とのコミュニケーションに費やし、「成功を収めた」管理職は、自分の部署の外での人脈作りに多大な時間を費やしていることがわかりました。

能力だけで昇進できるのは、20代まで!?
そんな衝撃的な事実から始まる本書は、女性がビジネスをうまく進めていくために必要な心構えと具体的な戦略をわかりやすく解き明かした、最強のビジネス・バイブルです。
能力のある女性が、なぜ昇進を阻まれるのか。それは、ビジネス社会は「男のルール」で成り立っているのに、女性は幼い頃からなじんできた「ままごと」のルールに従って行動しているから。たとえば、男性は「ゴールを達成すること」「ライバルに勝つこと」を最大の目的と考えますが、女性は「みんなで仲よく働きたい」と思っています。このギャップが大きな落とし穴となっているのです。
・ (男)勝つためにはズルをしてもいい⇔(女)ルールは絶対に守るべき
・ (男)作戦を立てなければ勝てない⇔(女)ベストを尽くせばうまくいく
・ (男)会話を通して、問題を解決する⇔(女)会話を通して、友情を築く
・ (男)とにかく強気にふるまう⇔(女)笑みをたやさず、感じよくふるまう
・ (男)権力で相手を動かす⇔(女)交渉で相手を動かす
このように、男女が子どもの頃からそれぞれに学んできたルールの違いを知り、その知識を自分に有利なように利用することが、職場で認められるための最短ルートとなります。そこで本書では、これらのルールをもとに、ビジネスシーンでの行動の仕方、自分が優位に立つための話し方やしぐさ、リーダーシップのとり方などを具体的に解き明かしていきます。
本書のアドバイスを実践すれば、ビジネスがもっともっと面白くなり、必ずキャリアアップできる!そんな一冊です。

会社のルール 男は「野球」で、女は「ままごと」で仕事のオキテを学んだ (ミリオネーゼ・シリーズ)

会社のルール 男は「野球」で、女は「ままごと」で仕事のオキテを学んだ (ミリオネーゼ・シリーズ)