第157冊目 成功する男の服装戦略 ビジネスマンの服の揃えかた 朝日選書 734 著者/訳者名 スーザン・ビクスラー/著 ナンシー・ニクス・ライス/著 古沢めぐみ/監訳

成功する男の服装戦略 (朝日選書)

成功する男の服装戦略 (朝日選書)

ボサボサの眉毛や額でつながった眉毛は、ネアンデルタール人のような見た目になり、年がら年中怒っているような表情に見えます。

定期的に美容院に予約を入れ、ワックスを使って眉のかたちを整える。

自分で毛抜きう使って余分な毛を抜く。

ヘアスタイルが古くさいと、他のことに関しても、新しい動きに疎いように思われてしまいます。年に一回はメンズファッション誌をチェックして、そこにもし自分のヘアスタイルと似た感じの写真が一枚もなかったら、これはもうスタイルの替え時です。

熱い風呂で治せないものもいくつかあるはずですが、そう多くはありません。

一日に最低二回は歯磨きをしましょう。まだいまだにフロスを使う習慣がないのなら、すぐに始めましょう。歯を失う最大の原因は、虫歯ではなく、歯周病です。

靴の選択はあなたのイメージを大きく左右します。美しいコーディネートの鍵は、靴にあるといっても過言ではありません。

ヘッドハンティングの場合、対象者の経歴や実績などのデータを十分調査した後、面接を行います。その時の第一印象が、かなり重要なのだそうです。結局、最後は人対人。見た印象で「あれっ?」と思った人は、やはりうまくいかない。では、実際に何からそれを感じるかというと「全体のバランス」なのだそうです。

スーツはある程度気を遣ってよい物を着てくるけれど、靴はいい加減な人が結構いる。

筆記用具も大切です。会社のロゴ入りボールペンなどもってのほかで、やはりプロフェッショナルは、ある程度の筆記用具を使うのが当然であるし、海外では、指先を注目されることが多い。そして、きちんとした革の鞄を持つこと……。

財布は、最高級の革でできた、黒か茶にするべきです。財布は中身が何であれ、決して膨らませてはいけません。たとえ中味がお金であってもです。決してズボンの尻ポケットに押し込んだりしてはいけません。見苦しく出っ張ってしまいますし、失くしてり盗まれたりしやすいからです。

ほとんどの人は、自分のクローゼットにある服の50%いかしか着ていません。質のよい服を買う代わりに、見栄えのしない安物の服を買ってしまいます。ます、質の良いものを1つ買えばいいのに、安い同一のアイテムを2つも買ったりもします。

賢いビジネスマンであれぱ「服にそんなにお金をかけられない」ではなく、「ひどい服を買う余裕はない」と言うでしょう。

私たちの開いている数々のセミナーに参加すれば、企業社会に20年いる管理職でもこう言います。「もしもっと速くこのコースを受講してして、今自分がもっているクローゼットいっばいの安物のスーツではなく、質の高い服を少しだけ買うようにしていたら、どれだけお金を節約できて、しかも自分をよくみせられたか」

新入社員は高価なスーツでなくてもいいので、紺系二着、濃いグレー一着の計三着は最低もっていきましょう。そして、一着着たら、きちんとハンガーに掛けて休ませること。汗を飛ばし、しわをのばし、形を元に戻すのです。このときハンガーは、スーツ用の太いもを。クリーニングでもらうような針金のハンガーを掛けっぱなしにしておくと、上着の肩のラインが崩れたり、ズボンに折りじわつくおそれがあります。

ワイシャツは、最低一週間分あると便利です。白2着、ブルー系2着、その他の色やストライプ、チェック柄など3着が標準装備。アイロンのきいた清潔なワイシャツは、それだけで好感アップです。

白や薄い色の木綿の靴下はやめましょう。学生ではないのですから。

第1部 成功する装い(外見がものをいう
「オールA」のイメージ)
第2部 ビジネストラッド(ビジネススタイル
エグゼクティブのスタイル
小物 ほか)
第3部 ビジネスカジュアル(ビジネスカジュアルの新しい流れ
ベースライン・カジュアル

成功する男の服装戦略 (朝日選書)

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