154冊目 考具 著者/訳者名 加藤昌治/著

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

「成功するためのノウハウはすでに明らかになっているのに、実際に行動に移す人は1%しかしない。だから成功するのは簡単なんだ」神田昌典

自分自身をアイデア・企画を出せる人、と定義した瞬間からあなたが変わり始めます。

イデアのヒントは至る所にありますよ。わたしたちが発見できるかどうか、が大事なんです。ヒントたちを探しているか、見つけようとして問いかけているか、がポイントになってきます。

記載されている情報は同じであっても、こちら側の問題意識が違うと新鮮な発見がある。

イデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない

企画には必ずタイトルをつけるようにしてください。

イデアが尽きる、ということはありえません。

  • 転用したら? 現在のままでの新しい使い道は?
  • 応用したら? 似たものはないか? 真似できないか?
  • 変更したら? 意味、色、動き、臭い、形を変えたらどうなるか?
  • 拡大したら? 大きくする、長くする、頻度を増やす、時間を延ばすとどうなる?
  • 縮小したら? 小さくする、短くする、軽くする、圧縮する、短時間にするとどうなる?
  • 代用したら? 代わりになる人や物は? 材料、場所などを代えられないか?
  • 置換したら? 入れ替えたら、順番を変えたらどうなる?
  • 逆転したら? 逆さまにしたら? 上下左右・役割を反対にしたら?
  • 結合したら? 合体、混ぜる、合わせたらどうなる?

タイトルの文字を大きくする、なんて一見どうでもいいと思えるところにもこだわるべきです。

ポストイットの原則は1枚1ネタ。正方形などの大きめのサイズがよい。

イベント制作の世界では、「仕込みが8割、現場が2割」

一冊の本の中で、あなたにとって意味のある重要な部分はたったの4〜11%

誰かになりきると違う世界が見える。

序章 広告会社でも最初は「ただの人」。今からでも全く遅くない!
第1章 「アイデア」「企画」を考えるとは、何をすることなんだろうか?
第2章 どうしたら“必要な情報”が入ってくるのか?―情報が頭に入ってくる考具
第3章 展開・展開・展開!―アイデアが拡がる考具
第4章 企画=アイデアの四則演算!―アイデアを企画に収束させる考具
第5章 時にはスパイスを効かす!―行き詰まったときのアドバイス
第6章 あなただけの『考具』を見つけよう!
終章 頭の動き方がシステム化することこそ、本当の『考具』かもしれない