154冊目 考具 著者/訳者名 加藤昌治/著
- 作者: 加藤昌治
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2003/04/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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自分自身をアイデア・企画を出せる人、と定義した瞬間からあなたが変わり始めます。
アイデアのヒントは至る所にありますよ。わたしたちが発見できるかどうか、が大事なんです。ヒントたちを探しているか、見つけようとして問いかけているか、がポイントになってきます。
記載されている情報は同じであっても、こちら側の問題意識が違うと新鮮な発見がある。
「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」
企画には必ずタイトルをつけるようにしてください。
アイデアが尽きる、ということはありえません。
- 転用したら? 現在のままでの新しい使い道は?
- 応用したら? 似たものはないか? 真似できないか?
- 変更したら? 意味、色、動き、臭い、形を変えたらどうなるか?
- 拡大したら? 大きくする、長くする、頻度を増やす、時間を延ばすとどうなる?
- 縮小したら? 小さくする、短くする、軽くする、圧縮する、短時間にするとどうなる?
- 代用したら? 代わりになる人や物は? 材料、場所などを代えられないか?
- 置換したら? 入れ替えたら、順番を変えたらどうなる?
- 逆転したら? 逆さまにしたら? 上下左右・役割を反対にしたら?
- 結合したら? 合体、混ぜる、合わせたらどうなる?
タイトルの文字を大きくする、なんて一見どうでもいいと思えるところにもこだわるべきです。
ポストイットの原則は1枚1ネタ。正方形などの大きめのサイズがよい。
イベント制作の世界では、「仕込みが8割、現場が2割」
一冊の本の中で、あなたにとって意味のある重要な部分はたったの4〜11%。
誰かになりきると違う世界が見える。
序章 広告会社でも最初は「ただの人」。今からでも全く遅くない!
第1章 「アイデア」「企画」を考えるとは、何をすることなんだろうか?
第2章 どうしたら“必要な情報”が入ってくるのか?―情報が頭に入ってくる考具
第3章 展開・展開・展開!―アイデアが拡がる考具
第4章 企画=アイデアの四則演算!―アイデアを企画に収束させる考具
第5章 時にはスパイスを効かす!―行き詰まったときのアドバイス
第6章 あなただけの『考具』を見つけよう!
終章 頭の動き方がシステム化することこそ、本当の『考具』かもしれない