第147冊目 人蕩し術 著者/訳者名 無能唱元/著

人蕩し術 (ひとたらしじゅつ)

人蕩し術 (ひとたらしじゅつ)

本能とは動物的欲望であり、衝動とは人間的欲望である。

「明日のことを思いわずらうことなかれ。明日は明日自身が考えるだろう」

「その人の悩みの量は、その人の魅力の量に逆比例する」

「求めれば、すなわち、魅力は失われる」

相手の名前を覚え、「あなたのことはよく知っていますよ」という態度を示すことで、相手の自己重要感を大きく満たすことができる。

成功した経営者に会う機会を得ましたが、彼らに共通するのが、「腰が低い」という点でした。

自動車の教習所の教員は、非常に横柄な態度の者が少なくありません。

「議論に勝って説得したためしはない」

「友人同士、自分が相手より少し優れていると思っている限り、友情は続く」バルザック

他人に喜びを与えるには、どうやったらよいか、常に考え、思いやること。

「成功者は常に成功について考えており、失敗者は常に失敗について考えていたのがその原因である」

ツキのある人と交わっていると、ツキが自分のほうへもやってくるのです。富が欲しかったら金持ちと、地位や名声が欲しかったら、その道の成功者と、できるだけ接触する機会を持つことです。

人は自分の不正を指摘されることを好まない

「俺はパーッと遊ぶために働くんだ」「好きなことをやらんで、なんの人生ぞ」本田宗一郎

潜在意識は、その暗示が嘘であるか真実であるかの選択をせずに受け入れてしまう

「朝十時まで、笑顔を自分の顔にとどめておければ、それは一日中継続できる」

鏡を見て、微笑みを浮かべる練習をしてみてください。その次に、その微笑みを人前に出たら無理やりにでも、自分の顔に浮かべてみるのです。

「お世辞が上手に言えるようになるまでは、決して結婚してはならない。独身の間は、女性をほめようとほめまいと自由だが、いったん結婚したとなると、相手をほめることが必須条件となる。これは、自己の安全のためにも不可欠となる。素直なものの言い方は禁物だ。結婚生活は外交の場であるデール・カーネギー

まえがき
第1章 真の魅力とは何か
 1.人を魅(み)する術
 2.魅力の源は
第2章 魅力の正体とその秘密
 1.人蕩(じんとう)の極意
 2.人間の本能を充足させる
 【人蕩しの要諦 1】
第3章 飢えへの恐怖(生存本能)
 1.獲得と知足
 2.中道を歩む魅力
 【人蕩しの要諦 2、3】
第4章 人々は自己重要感に飢えている(群居衝動と自己重要感その1)
 1.相手の重要感を充足してあげる
 2.自己の内に重要感を充実させよ
第5章 自己重要感の高め方(群居衝動と自己重要感 その2)
 1.自己暗示をかけよ
第6章 恐るべきあらや識の力(群居衝動と自己重要感 その3)
 1.あらや識とは何か?
 2.運命をよい方向へむける
 3.自らを愛せ
 【人蕩しの要諦 4】
第7章 性的魅力の根源(性欲衝動について その1)
 1.誇りと余裕をもつ
 2.自己の欲望を燃え立たせよ
第8章 陽気さこそ成功の源泉(性欲衝動について その2)
 1.心の葛藤を乗り超えよう
 2.生気(しょうき)が内外から満ちる
 【人蕩しの要諦 5】
第9章 遊戯三昧(ゆげざんまい)の心境(好奇心)
 1.好奇心を失うな
 2.未来をイメージせよ
 3.「人蕩し術」まとめ
第10章 人蕩し術奥義
 1.人生の遊行者(ゆぎょうしゃ)たれ
付録 「かねもうかるの伝授」 脇坂義堂 著
あとがき

人蕩し術 (ひとたらしじゅつ)

人蕩し術 (ひとたらしじゅつ)