第60冊目 ノウハウを学んでいるのに、なぜ、儲からないのか? 吉井亮介 (著)
お客さんに手紙(DM)を書くときには、自分の番組をつくる健康番組のプロデューサーの様な気持ちで書く。つまり、お客さんと問題点を共有して、そのあと商品を説明するという流れにすればいいんです。
人は、「論理じゃなくて、感情で買う」
まずやったのは、自分の好きな文章を手書きで書き移すこと。最初に選んだのは、神田昌典さんの「あなたの会社が90日で儲かる」です。コピーライティングを学ぶため、あの「人をやる気にさせる文章」のコツを、何とか自分の体に覚えさせたいと思ったのです。これを一ヶ月かかって完走。
私が写経をはじめたきっかけは、芥川賞作家の柳美里さんが、井上ひさしさんとの対談で好きな作家の文章を何冊も書き写したと言っていたことです。
誰かと同じ技術を身につけたいと思ったとき、目標とするアウトプットに目を向けるのではなくて、インプット(どんな経験・訓練をしたか)に目を向けることが重要です。
ノウハウを学んでいるのに、なぜ、儲からないのか? (アスカビジネス)
- 作者: 吉井亮介
- 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング
- 発売日: 2007/09/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 24回
- この商品を含むブログ (12件) を見る