第37冊目  コリン・ローズの加速学習法実践テキスト―「学ぶ力」「考える力」「創造性」を最大限に飛躍させるノウハウ (単行本)コリン ローズ (著), Colin Rose (原著), 牧野 元三 (翻訳)

  • 速読の方法 ページの上に手を置いて、左右に動かします。手を一定の速度でページの下のほうに動かしていきます。だんだん速度を速くしていきましょう。あたなが字を頭に入れることができると感じるよりもずっと速く動かしてください。指先あたりを目で追いますが,目が手の動きの範囲を出ないようにしましょう。1ページあたり4〜5秒くらいの速さになるまで、速度をあげていってください。この速度では、最初は全部がぼやけて見えるでしょう。ところが、根気よく続けいくうちに、不思議なことがおきてきます。

それぞれききページで、いくつかの言葉が注意を必要になり、その一部はキーワードとなります。それは、あなたの脳が印刷されたページの内容を実際に消化していることを示す、興味深い証拠です。

セッションの中で1番よく覚えているのは、始めと終わりの部分です。

  • 記憶の4原則

①復習―記憶しようとする積極的な試み
②記銘―長期的記憶に入れる
③保持―記憶庫に保管する
④想起―必要に応じて事実を引き出す

  • 新しい事実は、復習しないかぎり,短期的記憶から漏れてしまうことがわかります。つまりわすれさられてしまうのです。一方の耳から入って、もう一方の耳から出ていってしまいます。
  • 記憶力を高める14の方法

①記憶しようと決心する―最初大事なステップは決意することです。
②定期的に休憩する―30分にたったら水を飲み3分間を休憩する。
③「復習のサイクル」活用する―長期記憶をつくる上では、反復作業はかかせません。
④複数の感覚に関係する記憶を作る―学習に視覚と聴覚と身体に関する要素を入れるようにする。
⑤イメージ法を使って覚える―どんなイメージでも、それに動きを加えることによって強化することができます。
⑥「復習コンサート」の試み― 記憶したいことを録音して、音楽と一緒に聴くと驚くことでしょう。
⑦「記憶フラッシュ」―マインドマップをとる→1.2分かけてそれを注意深く読む。→ノートをしまい、記憶を頼りに同じものを書く→最初に書いたものは,今書いたものを比較する。抜けていた箇所がわかればすぐにわかります。→次に、3枚目のマインドマップを作ります。最初に書いたものと同じになったとき、あなたはそのノートを正確に写真に撮ったのと同じくらい記憶しているはずです。
⑧フラッシュカード―カードは目の位置より高くもつと記憶力は増進することがわかっている。
⑨フラッシュ・マップ―あなたのマインドマップを学科ごとにファイルする仕切りを作る。
⑩記憶コードを作る―頭文字を作る
⑪一晩かけてしみこませる―就寝前に、少しの時間を割いて、あるテーマに関するノートを復習する
⑫記憶すべきポイントに番号をつける―この単純なアイデアは、最も有効なもののひとつです。
⑬反復学習―本当に覚えたいものは、何度も繰り返しし学習する必要があることが、数々の文献によって証明されています。
⑭ひとまとめにする―記憶に関する文献を読めば、「7個」までの情報であれば短期的に記憶することが可能なことがわかります。a ノートをマインドマップにまとめる b マインドマップに一語でタイトルをつける c すべてのタイトルを思い出せるような、7個(もしくはそれ以下)の文字からなる記憶コードを作る

■感想
すごく使える情報ばかりでお腹いっぱいになります。記憶力を高める14の方法の1つでも使えるようになれば、十分元はとれるのではないでしょうか?

コリン・ローズの加速学習法実践テキスト―「学ぶ力」「考える力」「創造性」を最大限に飛躍させるノウハウ

コリン・ローズの加速学習法実践テキスト―「学ぶ力」「考える力」「創造性」を最大限に飛躍させるノウハウ