第34冊目 脳を天才にする! 勉強法必勝バイブル (講談社BIZ) (単行本)吉田 たかよし (著)
- きれいごとの目標では、長続きしません。
- 目標が定まったら、それを紙書いて、自分が勉強しているときにいつでも目につく場所に貼ってくださいか紙はできるだけ大きく、文字はできるだけ太いほうがいいでしょう。
- 「勉強をやる気がでないときでも、とありえず5分間限定で勉強してみる」
- 勉強を始めるときは、毎回かならず何か同じ行動をするのです。それを続けていると、脳は「この動作をしたら、勉強が始まるのだな」ということを覚えて、条件反射で勉強モードに切り替わるようになる。
- 自分で自分をほめることも効果があります。なるべく小刻みに、何度も何度も自分を誉めてみるようにしてください。
- 誉め言葉をなるべく口に出して言う方が効果があります。
- 楽しい気分ではなくとも、ウソでもいいから笑顔を作っていくと、脳は「楽しいのだな」と勘違いして騙されます。その結果、人の気持ちは前向きになってくるのです。
- 人は、とても嬉しかった出来事について克明に覚えていますし、同時に、辛かった思い出に関しても、忘れたくても忘れることができないのです。
- 何かを覚えようと思ったら、その情報を物語のように仕立てたり、自分なりに感想を抱いたりして、とにかく感情を動かすこと。
- 身近で感情表現が豊かな人を探して、その人の表現法や脳の使い方を真似すること。
- 学校で授業を受ける場合、エピソード記憶をつくるのに、一番効果的なのは、先生に質問することです。
- 私がいちばんお勧めするのは、好きな異性に教えることです。
- 思い出す訓練は、何も難しいことではありません。昨日、勉強して覚えたことを思い出してみるだけでいいのです。それに最も適しているのは、実は歩いているときです。
- しばらく考えてもわからないことは諦めて、さっさと次のことを勉強していく。その方が勉強も進みますし、そうしているうちに、わからなかったこともいずれ理解できるようになる可能性が高いのです。
- グーパー運動を、毎朝目が覚めたときに、ほんの30秒程度ていいので続けてください。
- ランニングすると記憶力がよくなる
- 私のお勧めは、自分の脈を取ることです。片手の手首に指を当てて、脈を取ってみてください。
- 音読は5分で十分。それだけやれば脳のスイッチは入りますから、後は黙読に切り替えてください。
- 肛門を締めて腹式呼吸をするとリラックス作用がある。
- 「緊張したときは肛門を閉めろ」と先輩アナウンサーに教わりました。
- ちょっとした工夫をしながら手足を揉むだけで、寝つきが格段によくなるのです。
- 積極的で前向きな言葉を、心の中で3回ずつ唱える。「受かってやる!受かってやる!受かってやる!」
- 本当は、口に出して言うとさらに効果が高まるので、家でやるときは、声を出してやってみるのがいい。
- 1時間勉強したら5分間は休憩してください。
- 私は「α派3分休憩」と呼ぶ休憩のとり方を実践しています。ただ3分間目を閉じるだけですが、これが脳にはとてもリラックスできる安らぎのじかんになるのです。
- まずもっとも重要なのは「教科書を一冊に絞る」ということです。
- いわゆる「板書の丸写し」ですが、これをやっているうちは成績はあがりません。
- 先生の話を聞き、板書を見ながら、自分で「ここが大事」と思ったポイントを抽出していくことです
- 特におすすめなのが〝矢印メモ〟をつけること
- 授業を受けるときは、最初から最後まで、疑問を見つけ出そうという問題意識を持ちながら聞く」
- 私が最適だと思うのは,5分に1回くらい、ほんの15〜30秒でいいので、勉強したことをマメに振りかえることです。
■感想
池谷祐二さんの「高校生の勉強法」と荘司雅彦さんの「超勉強法」[rakuten:book:12946987:image:small]に匹敵する内容でした。「緊張したら肛門をしめる」や「自分の脈をとる」は試験会場でも実践できるのでいいですね。
- 作者: 吉田たかよし
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/24
- メディア: 単行本
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