第32冊目  最新脳科学が教える 高校生の勉強法 東進ブックス (単行本) 池谷 裕二 (著)

集中力を高める色は「緑色」だそうです。

脳はそもそも覚えることよりも忘れることをずっと得意としている。

海馬に必要だと認めてもらうには、できるだけ情熱を込めて、ひたすら誠実に何度も何度も繰り返し繰り返し、情報を送り続けるしかないのです。

忘れる速度は人によって違わないのです。

覚えた直後がもっとも忘れやすい。必要以上に記憶を詰め込むと、覚えが悪くなってしまうのです。1度に覚えられる量には限度がある。

潜在意識の記憶の期限は一ヶ月

復習スケジュールを必要以上に過密にして労力を費やしても、それ成果は変わらないのです。

復習の効果はあくまでも同じ対象に対して現れるのです。

寝ないということは、海馬に情報を整理し選択する猶予を与えないということ。

興味をもっているものごとは、復習回数が少なくても覚えられる。

感情が盛んなときにはものごとが覚えやすい。

単に丸暗記するのではなく、そこに感情を交えて覚えましょう。

記憶とは「失敗」と「繰り返し」によって形成され強化されるもの。

たった1つのステップを加えるだけで、なんと学習効率が10倍にもアップする。

違いの大きいものも区別できるようになってからでないと、小さいものを区別できるようにならない。

ひとつの科目を集中して勉強して、まずはそれを極めてしまう方が長い目で見れば得策なのです。

ものごとを連合させると、そのぶん思い出しやすくなる。

もっとも手軽な経験記憶の作り方は、覚えたい情報を友達や家族に説明してみることです。

耳を使った学習は、目を使った学習よりも効率がよい。

必ず手を動かして紙に書き、そして声に出して何度もしゃべりながら記憶するように心がけましょう。

個々の神経細胞の性能は脳のものでもまったく差がないのです。

脳力はあるときになって突然爆発するかのように現れる。

睡眠時間は6時間くらいはとりましょうね。

効果的な復習のプラン 学習した翌日に一回目、その一週間後に二回目、二回目から二週間後に三回目、三回目から一ヶ月後に四回目

最新脳科学が教える 高校生の勉強法 東進ブックス

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