第29冊目 レバレッジ・リーディング (単行本(ソフトカバー)) 本田 直之 (著)
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/12/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 他人の経験や知恵が詰まった本というのは、とんでもなく安価で、割安なもの
- 汗水たらし、血のにじむような努力をした他人の数十年の試行錯誤の軌跡が、ほんの数時間で理解できるよう,本の中に情報が整理されているのです。
- 本を読んで、それに書かれているノウハウを自分流に応用し、実践で活用すること
- 試行錯誤に時間や労力を使うのではなく、結果を出すために時間や労力を使うことができるようになるからです。
- 自分の「やる気」に他人の知恵や経験というレバレッジをかければ、何十倍、いや何百倍もの結果を出すことができる
- つまり、本を読まないビジネスパーソンは、練習しないでいきなり試合に臨むスポーツ選手のようなものです。
- 練習すればするほど上達するように、読めば読むほど、実践で仕えるベースが詰まっていきます。この累積効果により、レベルアップして、仕事が出来るようになります。
- インプットするだけでは、ただの自己満足にすぎません。いかにアウトプットするかが勝負なのです。
- みんなが本を読まないということは、逆に本を読むだけでその他大勢から突出できるということでもあります。
- 「一流の経営者になったから本を読む」のではありません。彼らは無名時代から本を読んできたからこそ成功できたのであり、そして、現在も読書を続けることで、一流であり続けているのです。
- 本当は本を読めば読むほど、時間が生まれます。本を読まないから、時間がないのです。
- 一冊のみを読んで、この著者の意見がすべてだと思い込んでしまう危険を避けるため、多読するのです。
- 「自分の人生の目標は何か」「現状の課題は何か」という大きな目標があれば、「今、自分にはどんな本が必要か」ということが、はっきり意識できます。
- たくさん本を読めば、その中から自分の考えや方向性にあったやり方を見つけられる可能性が高くなります。
- 多読には、たくさんの本を読むことで、複数の意見を同時に参考にできるというメリットもあるものです。
- もう一度その本を読む目的を明確にしておくと、重要なところと、そうでないところの見極めがはっきりつくようになります。したがって、どうでもいいところは捨てることができるので、読むスピードが速くなります。そのうえで目的 を意識しながら読むと、内容をよく吸収できるのです。
- カラーバス効果をうまく使うと、素早くページをめくっても、目的の箇所で目がとまります。
- すでに生活の一部分となっている習慣と、読書を組み合わせてしまうことです。
- 時間が無限にあると思うと、余計なところまで読んでしまい、とうてい数をこなすことができません。
- 極論を言えば、100項目をすべてを抜き出して、1つも身につかないよりは、重要な1項目だけを抜き出して、それを実践するほうが、リターンを得られるのです。
必ず読みながら重要なポイントに線を引き、印をつけ、ページの角を折ってください。そうすることで、「単なる本」から「収益を上げる資産」にするのです。
- 投資としての読書のコツを、自分の身に置き換えて読むことです。「自分だったらどうするか」をシミュレーションしつつ読んでいくと、アイデアがどんどん出てきます。
- 本当にいい本は繰り返し読むべきです。
- 「読書のフォロー」を行うことが絶対に必要です。
- 良書との出会いが数回限りの特別な体験で終わらないようにするには、条件反射的に現実のビジネスで生かせるように、読書をシステム化することです。
- いつも持ち歩いて繰り返し何度も読むと,その内容が、だんだん自分になじんできます。
- レバレッチ・リーディングでは、ポイントを絞り込んだ後、その本のエッセンスを繰り返し何度も読むことに重点を置きます。
とにかく大事なのは、本から得たノウハウをレバレッチ・メモにまとめ、繰り返し読んで条件反射的に行動てきるようにし、どんどん実践で活用していくことです。読まなければ始まらないのは無論ですが、読んだだけで実行しなければそれで終わりです。
- 「知識労働者は自らが教えるときに最もよく学ぶという事実がある」
- なんといっても時間は有限ですから、1度読んだ本は2度と読まないつもりでいたほうがいいと思います。